2000 10/15 04:48
Category : 日記
10/14 20:19 34.1N 140.5E 80k M5.2 千葉県の房総半島南東沖
震度3―千葉県南部、震度2―千葉県北東部 東京都23区 伊豆大島
新島・神津島 三宅島 八丈島 神奈川県東部 神奈川県西部 静岡県伊豆
10/14 22:26 29.4N 129.3E 10k M3.3 奄美大島近海
明けて未明に帰宅したところ、午後8時過ぎに房総半島沖でM5.2が発生していた。震源が浅くないにも関わらず、館山市を始め千葉県の広範囲で震度3が観測されている。
この地震前兆と思われる観測地震雲の報告は多数ありそうだが、明確なものとしては帰宅後届いていたメールのZACOさん(茨城県・筑波市)の報告。14日午後5時過ぎ観測の漣状帯雲と放射状雲から鹿島灘〜房総沖(千葉北部も含む)方面震源であることが明記されていた。もっと早い報告をと悔やんでいるが、大丈夫。後出しではないことは信用しています。放射状は数時間後のすぐに発生する場合も多いので、報告はのんびり構えていることはできないのが辛い。
三浦市のまりさん観測の地震雲も同一であった可能性が高く、三浦半島または相模湾上空方面へ収束する放射状雲で、東京湾〜房総方面に向かっているという報告から、多分この地震の該当前兆であると思われる。この地震の該当雲を見たのならば危機感を感じられても当然である。
14日は関東周辺域を中心に多くの鱗状帯雲、放射状雲の報告が各前兆掲示板に多数報告されていた。内容からはこの地震の他にやはり別震源、特に東北太平洋側震源と思われる地震雲の報告もあることから、この発生地震とは別の震源があるものと思う。観測者は各自で今回の発生震源を観測地からの方位を判断し、観測した地震雲の震源方位について、もう一度それぞれで確認願いたいと思う。
それから青松氏が12日に、HP「青松地震研究実験」の「きまぐれ地震予知報告」において、――(午前11時40分発信)房総半島周辺沖・近海で3日以内、M5.5以上――の発生の恐れをすでに指摘されている。
恐らく今回のこの地震で、地震雲の存在について確信に至った方が何人もいることだろう。
●●地震雲の震源方位と、その読み方!●●
地震雲から読み取る予測震源方位について、もう一度ここで明確にしたい。
地震雲からは一定した方向への“指向性”が見られる。帯雲ならばそのどちらか延長方向、放射状なら収束点方位に震源がある。空全体を覆う雲(層雲など)に見られる複数の筋(ライン)も大抵の場合は、どちらかその延長方位である。雲に動きが見られる時は重要で、その進行方向が震源。観察すれば必ず帯や筋(ライン)のどちらかの延長方向へと向かっている筈である。波紋状のようになっている円弧の一部のような複数帯の場合は、その帯の直角方位が震源。円弧の中心が確認できるならばより正確で、その方位に震源がある。
以上のことを基本として観測するならば、より該当地震を確認できるようになるだろう。
それから気になるのが方位の示し方の問題。
地震雲が自分の真上を跨るものとは限らず、大抵は西空であったり、東の地平線に見られたりするものである。
方位の見方は自分を中心に置いてではなく、例えていうと地震雲の真下に居るつもりで方位を読んで欲しい。
どういうことかというと、自分を中心として帯雲などの両端を見た場合、表現方位は(図1)「南東←→西南西」などとなってしまう。しかしこの方位、観測地点からの「南東」「西南西」そのどちらにも震源はない。よく地震雲を見て欲しい。その示す帯の延長方向、筋のライン、進行方向そのものは違う筈である。あくまでも雲そのものの示すラインは(図2)「東南東←→西北西」などとなり、雲の両端は“正反対方位”で表示される。これが震源方位の示し方です。
こうすることで報告を受けた側にも、観測地点と方位が知らされることで大凡の震源方位、震源域を理解することができる。
図1)誤 ←→ 図2)正 ←→
==========地震雲 ==========地震雲
南東・ ・西南西
・ ・
・ ・ 東南東 ← ・ ・ ・ → 西北西
@ @
観測者 観測者
●●明けて未明、埼玉の地震雲研観測者から緊急情報!●●
「強力な前兆!!
終日強い地震雲が出ていた。M6級以上。
西南西〜東北東方向。しかし形が不鮮明でやや遠方と判断。九州方面か?
陸地の地震か海上の地震か微妙でよく判らない。陸地に近い海上なのか?
鹿嶋先生に電話報告したところ,会員の皆さんは東北から北海道沖の予測をしてる方々が多いようです。発生まで2・3日だと思いますが,19日が半月なのでそれまで延びる可能性も。」
以上、全文をそのまま掲載したが発信者は匿名H氏としたい。
どちらの震源方位かは特定できなかったようだが、これはKURATA氏(2000 10/13 01:51 更新)の報告と同一震源の地震雲だろうか。読者には注意を願いたい!
『◆ n > 【<テレビ>近畿のNHK、毎日放送、朝日放送の映像乱れる(毎日新聞 様)(10月6日(金)14時10分)】
6日午前5時ごろから6時半ごろにかけて、近畿のNHK、毎日放送、朝日放送のテレビで映像が乱れる被害があった。郵政省近畿電気通信監理局によると、大阪、奈良府県境の生駒山頂にある放送各社からの電波に外部からの混信があったためとみられる。放送各社がさらに原因を調べている。 (10/14-13:14:45)
・・・同日午後1時半に、平成12年島根県西部地震M6.9(まだ7.3?)が起きています。そのニュースだけで、確実に前兆であるとは断言出来ませんが、広範囲・大規模なテレビ映像の乱れのあと、6〜8時間のタイムラグで大地震が起きたという事、頭の片隅に記憶しておく価値はあると思います。 (10/14-13:15:16) 』
―――――――――――[青松地震予知研究(チャット)]より転載
震度3―千葉県南部、震度2―千葉県北東部 東京都23区 伊豆大島
新島・神津島 三宅島 八丈島 神奈川県東部 神奈川県西部 静岡県伊豆
10/14 22:26 29.4N 129.3E 10k M3.3 奄美大島近海
明けて未明に帰宅したところ、午後8時過ぎに房総半島沖でM5.2が発生していた。震源が浅くないにも関わらず、館山市を始め千葉県の広範囲で震度3が観測されている。
この地震前兆と思われる観測地震雲の報告は多数ありそうだが、明確なものとしては帰宅後届いていたメールのZACOさん(茨城県・筑波市)の報告。14日午後5時過ぎ観測の漣状帯雲と放射状雲から鹿島灘〜房総沖(千葉北部も含む)方面震源であることが明記されていた。もっと早い報告をと悔やんでいるが、大丈夫。後出しではないことは信用しています。放射状は数時間後のすぐに発生する場合も多いので、報告はのんびり構えていることはできないのが辛い。
三浦市のまりさん観測の地震雲も同一であった可能性が高く、三浦半島または相模湾上空方面へ収束する放射状雲で、東京湾〜房総方面に向かっているという報告から、多分この地震の該当前兆であると思われる。この地震の該当雲を見たのならば危機感を感じられても当然である。
14日は関東周辺域を中心に多くの鱗状帯雲、放射状雲の報告が各前兆掲示板に多数報告されていた。内容からはこの地震の他にやはり別震源、特に東北太平洋側震源と思われる地震雲の報告もあることから、この発生地震とは別の震源があるものと思う。観測者は各自で今回の発生震源を観測地からの方位を判断し、観測した地震雲の震源方位について、もう一度それぞれで確認願いたいと思う。
それから青松氏が12日に、HP「青松地震研究実験」の「きまぐれ地震予知報告」において、――(午前11時40分発信)房総半島周辺沖・近海で3日以内、M5.5以上――の発生の恐れをすでに指摘されている。
恐らく今回のこの地震で、地震雲の存在について確信に至った方が何人もいることだろう。
●●地震雲の震源方位と、その読み方!●●
地震雲から読み取る予測震源方位について、もう一度ここで明確にしたい。
地震雲からは一定した方向への“指向性”が見られる。帯雲ならばそのどちらか延長方向、放射状なら収束点方位に震源がある。空全体を覆う雲(層雲など)に見られる複数の筋(ライン)も大抵の場合は、どちらかその延長方位である。雲に動きが見られる時は重要で、その進行方向が震源。観察すれば必ず帯や筋(ライン)のどちらかの延長方向へと向かっている筈である。波紋状のようになっている円弧の一部のような複数帯の場合は、その帯の直角方位が震源。円弧の中心が確認できるならばより正確で、その方位に震源がある。
以上のことを基本として観測するならば、より該当地震を確認できるようになるだろう。
それから気になるのが方位の示し方の問題。
地震雲が自分の真上を跨るものとは限らず、大抵は西空であったり、東の地平線に見られたりするものである。
方位の見方は自分を中心に置いてではなく、例えていうと地震雲の真下に居るつもりで方位を読んで欲しい。
どういうことかというと、自分を中心として帯雲などの両端を見た場合、表現方位は(図1)「南東←→西南西」などとなってしまう。しかしこの方位、観測地点からの「南東」「西南西」そのどちらにも震源はない。よく地震雲を見て欲しい。その示す帯の延長方向、筋のライン、進行方向そのものは違う筈である。あくまでも雲そのものの示すラインは(図2)「東南東←→西北西」などとなり、雲の両端は“正反対方位”で表示される。これが震源方位の示し方です。
こうすることで報告を受けた側にも、観測地点と方位が知らされることで大凡の震源方位、震源域を理解することができる。
図1)誤 ←→ 図2)正 ←→
==========地震雲 ==========地震雲
南東・ ・西南西
・ ・
・ ・ 東南東 ← ・ ・ ・ → 西北西
@ @
観測者 観測者
●●明けて未明、埼玉の地震雲研観測者から緊急情報!●●
「強力な前兆!!
終日強い地震雲が出ていた。M6級以上。
西南西〜東北東方向。しかし形が不鮮明でやや遠方と判断。九州方面か?
陸地の地震か海上の地震か微妙でよく判らない。陸地に近い海上なのか?
鹿嶋先生に電話報告したところ,会員の皆さんは東北から北海道沖の予測をしてる方々が多いようです。発生まで2・3日だと思いますが,19日が半月なのでそれまで延びる可能性も。」
以上、全文をそのまま掲載したが発信者は匿名H氏としたい。
どちらの震源方位かは特定できなかったようだが、これはKURATA氏(2000 10/13 01:51 更新)の報告と同一震源の地震雲だろうか。読者には注意を願いたい!
『◆ n > 【<テレビ>近畿のNHK、毎日放送、朝日放送の映像乱れる(毎日新聞 様)(10月6日(金)14時10分)】
6日午前5時ごろから6時半ごろにかけて、近畿のNHK、毎日放送、朝日放送のテレビで映像が乱れる被害があった。郵政省近畿電気通信監理局によると、大阪、奈良府県境の生駒山頂にある放送各社からの電波に外部からの混信があったためとみられる。放送各社がさらに原因を調べている。 (10/14-13:14:45)
・・・同日午後1時半に、平成12年島根県西部地震M6.9(まだ7.3?)が起きています。そのニュースだけで、確実に前兆であるとは断言出来ませんが、広範囲・大規模なテレビ映像の乱れのあと、6〜8時間のタイムラグで大地震が起きたという事、頭の片隅に記憶しておく価値はあると思います。 (10/14-13:15:16) 』
―――――――――――[青松地震予知研究(チャット)]より転載