8日早朝観測の震災級地震雲は昨晩〜今朝も継続! 月齢トリガー検証結果について 
09/08 20:40 31.9N 132.1E 30k M3.8 宮崎県日向灘


 千島・カムチャッカ半島方面と思われる震災級地震雲については、あれから今朝までの間ずーと途切れることなく継続して空に同方面の反応が見られた。昨夜(8日夜)の月空には太めの長い波が空全面を多い尽くし圧巻。今朝も巨大で太い帯的形状の層雲、及び朝日のピンクに染まった地平線の空と層雲断層が出現。全て北東へ向かっている。層雲の切れ目からは雲底の高い、細かい鱗雲が覗いてた。今現在(9日、午前10時)はやっと反応は薄れ穏やかな薄曇り。いよいよ発生目前か?
 関西ナマズ氏から今回この空の宏観について、8月5日のサハリン余震ではないかという見解が示された。
 確かにそういう見方は当然可能だと思われるが、地震雲はあくまでも方位が命。「雲はウソをつかない!」という法則から外れるものはないと考える。サハリン大地震は真北であるのに対し今回の地震雲は北東。方位からはあくまでも千島・カムチャッカ半島方面の地震を疑う!
 今度こそ“地震雲の驚異”が確認されるものと信じる。

 これから8日観測の震災級地震雲の写真、1眼レフで撮影したフィルムの現像に出かけます。果たして旨く取れてるか心配。写りが良ければ次の更新時にスキャナーでアップします。更新予定は夕方〜夜。

 MastoSugawara氏からは昨夜、埼玉県小川町準足立式FMラジオに明瞭な地震性波形のノイズバーストが記録されたとのこと。「この伊豆諸島で沈静化との同期的な現れ方からして、今後はやはり伊豆諸島方面での中規模以上の地震(または噴火等の活動も含めて)それなりに被害の出る可能性のある破壊現象が起きることが予想されるものと思われます。同方面に近くお住まいの方は(自己責任において)それなりの準備をされることも考慮するべきかもしれません。」
 また、KS氏からも同様、準足立式FMノイズ観測にて今朝、バースト現象確認との報告。
 

 月と地震との関係。月齢トリガーに関する検証結果として、M6以上込みの検証結果は下記の通り。 
………………………………………………………………………………
M6以上の限った1日平均の地震発生数は、
 トリガー期間は0.099回で、平常日の49.5倍。
 半月トリガーは顕著で0.177回で、平常日の88.5倍。
対する平常日は、0.002回。
………………………………………………………………………………

 下記記載は、[地震予知かもしれない情報]掲示板に載せたもの。
………………………………………………………………………………
>「FFTさんへのレスになりますが。新月9回って意味ですね。
76÷(9回×3日)=2.815発
 次は、データ収集した全ての日数245日からトリガー日数を引くと残りは平常日って事ですね。
だから 数値はあっています。」
 ★はい。その通りで間違いありません。

>「半月トリガーのサンプル期間一回2日 と言うこの2日の幅で、平常日の中他に2日の幅入れて、偏りが無いかどうか知りたいのです。」
>「日本被害地震年表に載っていたすべての地震を月別に並べてみたら、やはり2月が一番少なくついで12月、ダントツに一番多かった8月に比べると1/2でした。そういう傾向ってありますか? 月齢15日以前よりも15日以降の方に地震が多いように思ったのですが、どうでしょうか?」
 ★ちあきんさんのいわれる、“2日間の偏り”は多分在るでしょう。恐らく在る筈です。確認してみて下さい!
 まず判って頂きたいのは、例えば満月のピーク時間は予め判ることであり、それ自体は確定的なものです。引力の作用そのものとしては、ほぼそのピーク時間付近に在る筈。ただし実際のトリガー力、その影響力が満月ピーク時間イコールなのかというと、それは違うだろうということです。自然界の仕組みは複雑に絡んでおり、単純では有り得ません。またトリガー(引き金)力は、満月・新月・半月時だけではなく、月との距離も「最近」「最遠」の周期を繰り返しており、絶えず変化していきます。天体上に限ってみただけでも太陽の状態、各惑星の位置、彗星の飛来(近日点通過)も関係しているものと察します。特に水星の位置の影響は大きいようで、水星の「東方最大離角」からは大地震が発生しやすい明確なデータが在ります(これは入手しています)。また当然、天体の関係だけがトリガーではなく、他にも考えられる要素は非常に多いのです。

 かくして月齢トリガーが殆ど結果としては打ち消されたり、「24h←ピーク時間→48h」期間からはズレて作用したりが起こっている筈なのです。ただそれが、どの頻発発生地震や大地震がその満月の作用が加わったものなのかというのは、誰にも確認しようは無いわけで、恐らくは今後も無理でしょう。ですから検証の仕方としては、敢えて「24h←ピーク時間→48h」という具合に明確な期間として区切り判断せざる得ないと考えました。満月などの作用が本当に働いているのならば、データが膨大なものほどに、これによってもその「傾向」だけはハッキリと浮かび上がる筈だからです。

 今回の検証結果で月の地震影響が証明ができたとは思ってはいません。
 ただ傾向は出たという事実はそこに示すことができた。また今回のデータはサンプル量が少ないため、僅かにしか発生しないM6以上の地震検証としてはまだ不足だと思います。それと半月の数値が最も大きかった結果については、発生数はこれで良いとして、M6以上も最多だったことについては個人的には偶然を疑っています。基本的に月の引力作用は満月と新月が大きい可能性を考えています。

 何月が少なく何月が多い傾向とか、前半・後半月齢の差とか、そういう傾向を掴んだ場合はその因果関係について調べることは興味深い研究だと思います。

 私は、この検証の仕方で今度は全世界の発生地震と過去の震災発生についても、満月などの影響の傾向があるか確認したいと思っています。世界の震災と月は無関係だったという検証の話しは聞いたことはありますが、この方法で自分で確認するつもりです。また「静けさ現象」が月齢トリガーの直前、またはトリガー頻発地震の寸前に在るのではないか、ということについても検証します。ただ時間が必要です。

>「太陽の黒点が地震に関係あるような話を聞いたことがあるのですが」
 ★この件については当サイト上の『地震予知研究』ページ、「グランドクロスが大地震を引き起こした !?」の中でトルコ大震災を例にし黒点活動とトルコの過去の大地震の因果関係を指摘しています。黒点増大による地震影響についての原因、考察も述べています。宜しければ参考にしてみて下さい!
…………………………………………………………………………………

―――地震発生の周期的パターンは在るか !?―――
 88年「トワイライトゾーン」誌に紹介されたデータを簡単に紹介します。
1926年〜1986年までの国内発生地震、M5.5以上の地震2644件について調べたもので、月別は3月・6月・11月の三つのピークが在ることが判明。
 M6以上は、6月・11月。
 M6.5以上は、3月・11月。
 M7以上も、3月・11月に発生ピークが確認された。
日別は、
 M5.5以上は、25日が発生地震が少ない。
 M6以上は、25日が発生地震が少なく、21日・23日に発生ピークが在る。
 M6.5以上は、25日が発生地震が少なく、23日が発生ピーク。
 M7以上は、同様。
 ※ 25日減少ピークは全世界的傾向。

以上、東京の『サイクル現象研究会』調査報告
…………………………………………………………………………………
 何故、25日は地震が発生しにくいのか解明された方はノーベル賞?
その他にも発生しやすい「特異日」という考えも在るようです。今後の皆さんの研究と考察に期待!!

 
 『★ 8日夕方、・・・略・・・。もし、クリスタル氏のレポート通り北海道北方に大地震が発生するなら、これから6m・10mなどに北海道方面の強力なオープンが深夜まで続くと思われるが、午後6時段階では確認できない。(更新中、29.26MHzで旭川名物局JF8UBXが59でCQを出し始めた。予想通りだ!)・・・略・・・。これで震災級が発生しないなら、当HPなどアホらしくてやってられない。もうM8クラスの前兆としか言いようがない。足立式や行徳高校のノイズレベルも異様な激しさだったのに、これまでのパターン通りに発生が見られない。一体、何によって抑圧されているのか、またく分からない。考えられるのは、�@3個もの台風接近によって列島全体の地盤が吸引され、プレート圧力が軽減している。�A三宅島のマグマが空中放出されることで、空隙によってプレート圧力が吸収緩和されている。�B発生を促すトリガー効果が十分でない �C人智の及ばぬ超能力的抑制が存在する。 などが考えられるが、筆者の見立ては�Bである。あまりにもエネルギー規模が大きいために、中小震源エネルギーが吸収され、全体を解放するためのトリガー力も莫大な威力が要求されるレベルに達していると考える。やはり半月では不十分で、満月も、阪神大震災時のような大接近大満月でないと解放に至らないのかもしれない。ならば、次のトリガーは9月13日の金曜日頃か?
 ★ 9日早朝、雲底高度が劇的に上がり、ドラクロワの空になっている。「これは凄い!」と感嘆。明瞭な全方位赤焼け現象。5000キロ圏内でM7〜8の至近前兆と判断。北海道方面に強い赤焼けが出ていて、クリスタル氏からレポートのあった北海道・ロシア領方面の大地震ではないか? 48時間前兆だが、早ければ今日中に発生するだろう。・・・略・・・。昨夜から10mFMで8エリア北海道のオープンがあったので、今朝、CQ8エリアのコールをしてみたが応答なし。TVローチャンネルの受信障害も軽度。アクアリウムではプレコが激しく活動している。・・・略・・・。』
――――――――――――[東海アマ地震予知研究会]より転載
 
『☆9月8日宏観現象観察記録 ♪オタマジャシは蛙の子ナマズの孫ではないわいなぁ?
 北海道のクリスタル氏と東海アマ予知研がロシア領域カムチャッカ半島方面を震源とする震災級の前兆との報告を受け早急にクリスタル氏提供の震災級地震雲の画像を拝見した。地震雲判定は素人に等しいのでコメントできないが恐らく8/5のサハリン近海M7.0の最大余震と見て間違いないだろう。タイムラグから換算しても約一ヶ月遅れの最大余震となれば十分納得できる。』
――[関西ナマズ予知地震研究会(転載最新の宏観現象詳細報告)]より転載

『Re: 満月・新月・半月トリガーと地震発生の検証、結果報告!
日時 9月8日(金)13時10分 名前 MasatoSugawara(seijin@hi-ho.ne.jp)
 関連URLhttp://www.hi-ho.ne.jp/seijin/ 
 ・・・略・・・。それではもしかすると、
例の岩波の本「阪神・淡路大震災と地震の予測」にあった解説論文の結論:
 「グローバルな地震データの注意深い解析によって、広域の地震活動にも地球潮汐による地震トリガー作用が顕著に表れていることが明らかになり、その物理的メカニズムに関しても新しい知見を得ることができた。とくに重要なのは、地球潮汐の影響の強弱が大地震発生と、時間的・空間的に密接に関わっていることである。普段起きている中・小地震と地球潮汐との相関を系統的に監視することによって、将来、大地震発生の長期的予測に直接寄与できる可能性がある」
 からすると、その相関率の推移を適当な時間スケールで区切りながら見ていくと、相関傾向が高まる方向に変化してきたのか、逆なのかもわかれば、大規模地震が近づく方向にきたのか、逆なのかの見当もつけられそうなのかもわかるかもしれませんが、層別方法が複雑でないとわからない場合は専門家に任せた方がいいのかもですね。
(それにしても、すでに行なわれている地震学の研究にも興味深いものが多くあるらしいという実例かもしれないことはみんなが覚えておいてもいいかもしれません。)

 また、本日は完全な形にはなっていませんが、4月〜7月までの有感地震と埼玉県小川町のFMラジオノイズバーストの先行性と遅行性に関して調べたものを掲げましたのでよろしけんればご覧ください。同様に地下の状態の遷移状況についての知見を得るために約立つ情報ではないかと思っています。』
――――――――――― [地震予知かもしれない情報]より転載