2000 04/23 21:46
Category : 日記
先日発生した若狭湾の深さ―350�q 規模―M5.8の地震だが、これは稀にみる奇怪な地震だった。
つまり震源・若狭湾は日本海側であるのに、実際の揺れは太平洋側(震度2)だったのだ。 これが何を意味するかというと、ユーラシア大陸プレートと海洋プレートの滑り込んだ重なり部分において起こったマントル内の深発地震が、プレート境界を経て結果的に太平洋側で揺れが伝わったものと推測できるのだ。
地殻というのは薄いものであり大陸地殻でもわずか60�q程の厚みしかない。350�qという深発地震はマントル内部で起きたことを意味しており、深発のM6近い大きめの地震はプレートの“引っかかり”、つまりつっかえ棒を取っ払うことになる。結果プレートの流れに勢いがつき、近い内に浅い深度の被害が心配される地震発生が懸念されるのだ。
つまり震源・若狭湾は日本海側であるのに、実際の揺れは太平洋側(震度2)だったのだ。 これが何を意味するかというと、ユーラシア大陸プレートと海洋プレートの滑り込んだ重なり部分において起こったマントル内の深発地震が、プレート境界を経て結果的に太平洋側で揺れが伝わったものと推測できるのだ。
地殻というのは薄いものであり大陸地殻でもわずか60�q程の厚みしかない。350�qという深発地震はマントル内部で起きたことを意味しており、深発のM6近い大きめの地震はプレートの“引っかかり”、つまりつっかえ棒を取っ払うことになる。結果プレートの流れに勢いがつき、近い内に浅い深度の被害が心配される地震発生が懸念されるのだ。