現代史研究会7月例会&合同シンポジウムのお知らせ
現代史研究会7月例会(第444回)のお知らせ

以下のとおり7月例会として、政治経済学・経済史学会統合史フォーラムならびにCHEESE (東京大学大学院経済学研究科現代ヨーロッパ経済史教育プログラム)との合同シンポ ジウム「戦後ヨーロッパ社会経済秩序と1930年代―思想史からの再検討―」を開催いた します。また、シンポジウム終了後、2005年度の総会を行ないます。奮ってご 参加下さい。

---------------------------------------------------------------------------

シンポジウム「戦後ヨーロッパ社会経済秩序と1930年代―思想史からの再検討―」

これまで30年代と戦後は、ファシズムと民主主義の時代として、「断絶」した 時代として 把握されてきた。しかしながら、戦後史の研究の進展により戦後ヨーロッパを 彩る思想・ 構想の多くは、30年代の問題設定、思想から大きな影響を受けていることが指 摘されている。 本シンポジウムでは、30年代の思想的革新が戦後のリベラリズム、コーポラテ ィズム、連 邦主義、ヨーロッパ統合論等に与えた影響、連続性に注目し、戦後ヨーロッパ 社会経済秩
序における30年代のインパクトを考察したい。


日 時:2006年7月29日(土)13:00〜17:00、総会:17:15〜18:00

場 所:東京大学 本郷キャンパス 経済学部 経済学研究科棟3階 第2教室
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/address/map.j.htm

報告1:雨宮 昭彦 氏(首都大学東京)
論 題:「過去の社会的ユートピア」の新自由主義的再建と挫折
―戦間期ドイツにおける経済秩序構想―

報告2:網谷 龍介 氏(明治学院大学)
論 題:機能主義再考―社会秩序構想における1950年代の断絶―(仮題)

報告3:上原 良子 氏(フェリス女学院大学)
論 題:人格主義からヨーロッパ社会経済秩序へ―自由主義とディリジスムの 間で―(仮題)

コメント:廣田 功 氏(新潟大学)、野田 昌吾 氏(大阪市立大学)、西山 暁義 氏(共立女子大学)

司 会:石田 憲 氏(千葉大学)


*なお、2005年度総会の議題については、追ってご連絡する予定です。
*本年度の会費をまだ支払われていない方は、年末に会誌に同封いたしました 「会費納入の
 お願い」をご参照の上、速やかに納入くださいますようお願いいたします。

---------------------------------------------------------------------------

  2005年度現代史研究会運営委員会
  〒214-8580 川崎市多摩区東三田2-1-1
  専修大学文学部 日暮美奈子
  E-mail: hgrsh@isc.senshu-u.ac.jp
  研究会HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/ssmh/index.htm