現代史研究会7月例会のお知らせ
現代史研究会7月例会(第434回)のお知らせ

以下のとおり7月例会としてCGS(ジェノサイド研究の展開)との合同シンポジウム「ナチ・ジェノサイド研究の現在」を開催いたします。シンポジウムに引き続き、2004年度の総会を行ないます。奮ってご参加下さい。

日 時:2005年7月30日(土)16:30〜19:30(16:15開場)、総会:19:30〜19:50

場 所:東京大学駒場キャンパス18号館ホール(1階)
(http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/kyoyo/map.html#a)

報告1:増田 好純 氏(東京大学大学院)
論 題:ナチ収容所とドイツ社会
要 旨:本報告では、ナチズムの歴史として蓄積されてきた収容所研究の成果・現状・限界を分析し、それをジェノサイド理解に活用していく際の射程・可能性の考察を試みる。

報告2:解良 澄雄 氏(西武台千葉高校)
論 題:ナチ占領下ポーランドにおけるジェノサイド−ホロコーストとポーランド社会−
要 旨:ポーランドのユダヤ人の9割は第二次大戦を生き抜くことができなかった。この高い死亡率は何よりもナチの絶滅政策によるものであるが,ポーランド社会のユダヤ人に対する態度もナチの絶滅政策を容易ならしめたといわれている。如何なる点でポーランド社会はホロコーストにかかわったのであろうか。本報告ではこの問題を考察する。

報告3:若林 美佐知 氏(お茶の水女子大学大学院)
論 題:ナチ・ドイツ占領下セルビアにおけるジェノサイド
要 旨:ドイツ占領下(1941〜1944年)のセルビアで、「ユダヤ人絶滅」が実現し、ユダヤ系以外の多数の市民も「報復政策」の犠牲になった事情について報告する。

コメント:中田 潤 氏 (茨城大学)

司 会:石田 勇治 氏(東京大学・CGS代表)

*本年度の会費をまだ支払われていない方は、年末に会誌に同封いたしました「会費納入のお願い」をご参照の上、速やかに納入をお願いいたします。納付状況についてご質問がある場合、会計(gendaishiken@hotmail.com)までお問い合わせください。

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2004年度現代史研究会事務局
〒192-0393 八王子市東中野742-1
中央大学法学部 井関正久
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