「独自の技術で需要を掘り起こそう」 紙の本をつくる=形ある文化 新旧技術が守る240721『北海道新聞』(日曜版)
 「独自の技術で需要を掘り起こそう」 紙の本をつくる=形ある文化 新旧技術が守る240721『北海道新聞』(日曜版)

「独自の技術で需要を掘り起こそうとする動きがある」。
 かく伝えるのは、紙に<箔押し>や<凸凹をつけるエンボス加工>ら本の表紙&箱の加工に取り組む印刷会社のプリプレス・センター。
「プリプレス」とは「印刷前工程とよばれ、広告や出版の企画から、印刷用刷版(さっぱん)の作成までの工程」と、いうことだ。

 電子出版。その市場拡大に対して紙の本は不振にあえぐ。そう、言われている。
 本の表紙や箱の加工に加えて、目下、商品券などの偽造防止に箔押しや凹凸は不可欠な技術。
 積極的には、<手にできるリアルな形で文化を伝える紙の本作り>。
 <紙の本>には、「長期にわたり語り伝え、記憶されるべき重要なメッセージ>が満載だ。

 24年7月21日 北海道内配布紙の日曜版。
 札幌市中央区の印刷会社プリスセンターの印刷現場。それに編集会社 i・word社。
 コラム風に「紙とデジタル 理過度に差?」とも。はて、どのように考えるや。
 
 因みに「凸字=エンボス」「凹字=デボス」の称があるようで。本製本で表紙に金や銀、箔押しの凹字印刷に接しているが。