「白炭」「黒炭」「暖」 美の壺 あかあかと燃える炭231213nhkBS
〇「白炭」=白き魔術師 備長炭の味わい
  不純物なく安定した火力と熱源は、ウナギの蒲焼に欠かせない。
●「黒炭」=宿るゆらぎにワビ、サビの世界
 茶席は二刻=4時間の間、持続的な火持ちが必要。  
 千利休は抹茶の道に、時の移ろいを見出した。そこを可能にした黒炭。

◇「暖」=炭火をかこみ、和(なごむ)ひととき
 炭火で餅を焼き、調理をすすめる=食材がやわらかくなる、火はどのように燃えるか。幼時から見守る。
2021年4月から『釧路新聞』第一月曜日に「橋南春採プロームナード33」を連載しています
 
 231223nhk4K「美の壺 あかあかと燃ゆる 炭」 初回放送日: 2023年12月13日
 (番組案内)
  日本では30万年の歴史をもつ炭▽炭にこだわるうなぎ屋。表面はカリッと身はフワッと焼き上げる炭の威力▽炭の最高傑作、紀州備長炭。365日炭を作り続ける秘密と職人の根気
 ▽茶事で欠かすことのできない菊炭。裏千家茶道家による炭手前。考え抜かれた炭の組み方から茶事で感じる炭の移ろいまで
 ▽炭の暖房・火鉢。美食家、北大路魯山人も愛用した火鉢とは?築170年の古民家でいろりを囲んで家族団欒。<File 594>