Trails to Oishii Kyoto「京都・四季を味わう」。BS1で1月6日の放送
夏・・・「ハモ」&「京野菜」。 

 水揚げしても数日は生きている生命力の強さ。それにビタミンにタンパク質が豊富で「夏ばて」に効果的。
 調理法は実に難しい。
 3500本の骨があるため、専用の包丁で肉厚の間隔=1ミリに切り刻む<ホネ剪りの術>。
 「おとし」「刺身」「炊き込みご飯」。「花が咲く」の形容にふさわしい、食材を処理する巧みさ。「花が咲く」「ボタン」のように仕上げるには、「活きているハモの<随>を抜く」調理法があったとおもうけれども、放映はされず。
 ハモ料理は川面の舟上で、夕闇の「涼」を納めながら味わう、京料理の核か。

 京野菜の第一は「満願寺唐辛子」。加熱して味わえてこそが「京野菜の調理=のあかし」と。唐辛子にパウダーを注ぎ、油で揚げ物にして味わう。「揚げ物は究極の蒸し料理」と。
 第二は「賀茂なす」。独特のマロミで400-500グラムの仕上がり。身がシキシマリ、甘みの品が最良なのだそうで。種はとある神社の境内で育種されている。6月-8月がシュン。
 こちらはサバと組み合わせることもあるが、そのときはワラを火種にイブスことで、サバの生臭さが取り除かれ、、ソーメンでも食べられる。

Trails to Oishii Kyoto「京都・四季を味わう」。BS1で1月6日の放送。