2020 12/14 05:54
Category : 旅紀行
朝晩の寒暖差が大きい気候の特性を生かし
生産者別に石臼のひくことで薄紫色を帯び、香り豊かなそば粉になる。
消費者の好みを探り栽培技術を磨いてきた 生産者:高橋正秀氏
「品質で追いつこうと切磋琢磨してきた」 川口覚組合長
「納入先に合わせてひき方を変え、製粉するきめ細やかな対応」
「地元以外にも札幌や東京のそば店からも注文」
地元で半世紀以上続く手内そば店
「他産地のそば粉も試したが風味や甘みが違う」(「両国」の店主 斎藤澄子 82歳)
広島県の有名そば店主も味にほれ込み、弟子屈を訪れ、そば打ちを実演した、と。
摩周湖農協は胸をはる。
「たぶん日本で一番早いそば祭り」。用意した3千食が完売。
「幻」とされる摩周蕎麦は「生産量の少なさ」にある。そう冒頭に。
むすびに記者の摩周湖そば評。
「鼻にぬけるさわやかな香りのそば祭りを堪能したい」(『北海道新聞』朝刊 201213 3面)