2020 06/27 13:24
Category : 記録
物語豊富、大字苫多村の基軸河川 尾幌川
流路延長、流域面積にいくつかの見解。
「流域面積:228.0 km²、流路延長:45.3 km」は、北海道土木協会の二つのデータ(1984a,. 19846)。
「流路面積:130.6k㎡ (山地:123.7k㎡、平地:6.9k㎡)、流路延長:21.3km」とするは、和光技研株式会社のデータ。
河川管理者にも二つの記載がある。
後者は「名前: 尾幌川水系 尾幌川 区分:1級河川」とする。
ただ、北海道建設部土木局河川砂防課長による「平成28年度 公共事業再評価調書」では、「尾幌川は、厚岸湾に注ぐ二級河川」としている。
ここでは、3点の資料を通じ、「河川名 尾幌川 流域面積:228.0 km²、流路延長:45.3 km、河川区分 二級河川」としておく。
支流にワッカペルペツ川、ポン尾幌川、オタクッパウシ川、オッポロ川、ホマカイ川など流入し、水系を構成する。
この河川は、
中流域の泥炭湿地を南に流れたところで「軟らかい岩石(根室層群仙鳳趾累層)に阻まれて、流路を北方向に変える。
そこで人工水路「尾幌分水」が開かれる。分水開削工事を経て、流れは厚岸湾に注がれ北方向に向かう流路は<古川>となった。かわって分水分岐より北東へ約7キロ地点でオッポロ川と接し、別寒辺牛川への流路となっている。
流域に明治12年7月、郡区町村編制法の北海道での施行により厚岸郡が発足、大字苫多=とまた村が設置された。明治31年4月以降、本川中流域に尾幌=おぼろ、上流域に上尾幌の市街地が開かれた。
流路延長、流域面積にいくつかの見解。
「流域面積:228.0 km²、流路延長:45.3 km」は、北海道土木協会の二つのデータ(1984a,. 19846)。
「流路面積:130.6k㎡ (山地:123.7k㎡、平地:6.9k㎡)、流路延長:21.3km」とするは、和光技研株式会社のデータ。
河川管理者にも二つの記載がある。
後者は「名前: 尾幌川水系 尾幌川 区分:1級河川」とする。
ただ、北海道建設部土木局河川砂防課長による「平成28年度 公共事業再評価調書」では、「尾幌川は、厚岸湾に注ぐ二級河川」としている。
ここでは、3点の資料を通じ、「河川名 尾幌川 流域面積:228.0 km²、流路延長:45.3 km、河川区分 二級河川」としておく。
支流にワッカペルペツ川、ポン尾幌川、オタクッパウシ川、オッポロ川、ホマカイ川など流入し、水系を構成する。
この河川は、
中流域の泥炭湿地を南に流れたところで「軟らかい岩石(根室層群仙鳳趾累層)に阻まれて、流路を北方向に変える。
そこで人工水路「尾幌分水」が開かれる。分水開削工事を経て、流れは厚岸湾に注がれ北方向に向かう流路は<古川>となった。かわって分水分岐より北東へ約7キロ地点でオッポロ川と接し、別寒辺牛川への流路となっている。
流域に明治12年7月、郡区町村編制法の北海道での施行により厚岸郡が発足、大字苫多=とまた村が設置された。明治31年4月以降、本川中流域に尾幌=おぼろ、上流域に上尾幌の市街地が開かれた。