イブ&大晦日
 イブにあたる24日。40歳なかばの知人にメールを書いた。
 その方、この春から手術、その後の放射線治療とこの一年、多端であった。

 イブと大晦日の季節。
 二つに共通するは「家族が肩を寄せ合い、つつがなく過ごせたことの確認。この先一年後にも、揃ってこの場で息災を喜びあえるよう心新たに努力する」。

 良いか、ふさわしいかはともかく、大病に耐え抜いた方に贈ったメッセージ。
 新しい年。どんな形かで、その存在をメッセージに託して発信してもらえるように、ささやかな願意を表明しておいたのである、が。