最も遠い銀河★★★★
白川道著/幻冬舎刊/上下巻
3ヶ月半ぶりに[完全オフ]。10時間、夢見た記憶もなく眠り、読みかけの小説を持ってカフェ・ド・クリエに。さすがにガラガラ。2時間ほど読み、エアコンで冷えてきたので外へ。クナイプのミントとジャスミンを定量ミックスし、ぬるい風呂に浸かり最後の30ページを読んだ。上下巻約1000ページ、原稿用紙換算2500枚の書き下ろし「大作」。中だるみしながらも、最後はしっかり着地していた。読みごたえ、あり。とりわけ、うっとうしく感じていた老練引退刑事との病床でのやり取りシーンは秀逸。涙とまらず。客が少なかったのでよかったが。夜中になって、星を発見。夏休みで少しクルマが減ったか。熱帯夜。29℃。夏で、ある。宇野亜喜良の挿し絵をもう少し大きく扱って、タイトルを抑え2巻を平積みで並べたら、それだけで1割くらい売り上げが上がった?