♪夢の四馬路か ホンキュの街か
部屋に戻って。風呂にお湯をいれながら宇崎の夜霧のブルースをリピート。ささくれた気分がすこしだけ溶けた。カルシウムを定量の5倍摂る。われにかえれば、なぜこんなものつくらされる羽目になっのか、我が不徳、と言う他にない。

1 青い夜霧に 灯影が紅い
  どうせ俺らは ひとりもの
  夢の四馬路か ホンキュの街か
  ああ 波の音にも 血が騒ぐ


2 可愛いあの娘が 夜霧の中へ
  投げた涙の リラの花
  何も言わぬが 笑って見せる
  ああ これが男と いうものさ


3 花のホールで 踊っちゃいても
  春を待たない エトランゼ
  男同志の 合々傘で
  ああ 嵐呼ぶよな 夜が更ける

       作詩 島田磬也  作曲 大久保徳二郎  昭和22年