いい歳をして
おれはたぶん何もわかっていなかった。ことになる。
自戒と許されることを込め、若草山の夕暮れをつないだ。
あてたのは佐々木洋一の未来ササヤンカ村から3つの詩編。
秘めたのは、吉本隆明「涙が涸れる」

[ぼくらはぼくらに 
または少女に
それを視せて 
とほくまでゆくんだと
告げるのである
とほくまでゆくんだ 
ぼくらの好きな人々よ]