湾岸往復2時間
渡辺にムリを聞いてもらい湾岸往復。助けられた。強張っていたが、やがて溶け出し笑顔に。一時間余りで15の着信が残っていた。さすがに腹も立っただろうし、何より未解決で放置したままの問題もある。これについてはおれ自身、解が見当たらず。押しきるか、見切られるか、不明。なるようにしか成らぬのだ、と“達観”したふりをつづける以外にない。それでも笑顔を見ながら、胸のつかえが下りていった。バスタ屋を出て、階段の上でなべを待っていたら、暗がりにまだ雪が残っているのを発見。5年前の東京に台風が直撃すると言われた前夜、長靴を履いて同じ場所に立っていたことをふと思いだした。満腹大飯店を知る、数カ月前のこと。蒲田に25分で戻り、なべちゃん、感謝します、と45度の礼をしてアロマスクエアの前で別れた。ひさしぶりに陽水の“旅人よ”をリピート。たまに聴くとねちっこい歌い方もここちよい。