5年前のメモ2「電通テック相馬プロデューサーへ」
2001 02/07 12:31
電通テック相馬プロデューサーへ
Category : 日記
ユードラがうまくいかないので、とりあえずここにコピー。電通テック相馬さんへ
2/7正午


益子です。

待ちに待った雪が、やっと降り出しました。
いま、スタッフたちは現場で今夜の本番に備えて
雪の中、大喜びで準備しているはずです。
ぼくは、朝おきて雪が降り出したのを確認した途端
どっと眠気に襲われ、いままで布団にもぐっていたようです。
テーブルの上には渡辺が頼んでいってくれた朝食が。
窓を開け放ち、村に降り積もっていく雪を眺めながら
若女将手づくりのパンとコーヒーをゆっくり腹にいれたところです。
渡辺のibookでサラ・ブライトマンの
「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を聴きながら
相馬さんのメールを読み、返事を書いてます。
今年になって三日目と四日目という晴天に遭遇した現地は
ぼくたちが着いた日に比べて50cm以上の雪が水になり
蒸気となって消えていきました。
晴れ待ちの雨もつらいけど、
雪待ちの快晴というのも、とてもつらい。
クレッセの仕事で気が紛れなかったら
昨日あたりは確実にスタッフの誰かにとばっちりがいったと思います。


オーディション、おつかれさまでした。
ぼくのほうはまったく問題ありません。
お二方とかつのさんの三人の設定で構成にとりかかります。

和服の件は、志賀さんの違和感を大事にしましょう。
あの人はぼくの師匠?の亡き内田健太郎のスタッフです。
何か言ってくれるときは、まず間違いなくそのほうが
良いほうに作用します。着物はやめましょう。
どのみち茶室と言っても、あの程度のこしらえだからね。

倉持さんは、撮影技術だけでなく
モノの見方がきわめてオーソドックスな方だと思います。
彼がこうしたほうがいいと思うと控えめに言ってくれたときは
やはり従うことにしてます。十年以上仕事をさせてもらっていて
映像以外のことでもほんとうにいろいろ助けられています。
彼のようなタイプがじつは正当な東京者だと思うよ。
(横浜生まれだけど)

なんだか雪が降ってきて、ほっとしたせいか
よけいなことまで書いちゃったかな。

あらためて、オーディション、おつかれさまでした。
力いっぱい、こたえられるような台本を書きます。
期待していてくださいね。


      とりいそぎ  雪の村にて  M
コメント (0)