くそして寝よう。
明日いよいよサラウンド仕上げ。
六本木コトブキK2スタジオにて。

湯治部ML、53件から28件を外す。
一ヶ月塩漬け。春に再開。これは、ま、記念だし。

銀座の北風が薄着にこたえた。
とはいえ、ひとつだけ収穫あり。
収穫は、しかしつねにD2Tの外部からだ。
中心が空虚で周辺から、
ではなんだかトンマな文化革命のようじゃねえか。
ナカヌキ時代に逆行し続けたツケがいっきに噴出してきた、
ここ数年のD2Tをみていると、しみじみ海図を持たない豪華客船だな、とあきれる。
政治や社会と、これだけ乖離していることに誰か不安は持たないのかと、思う。
カードゲームの員数合わせにすぎないことに、いつになったら気づけるのか。
ひとごとながら、気にかかる。
しおどめのはきだめ。悲惨な未来。

ひさしぶりに十時間、眠った。
ひとつめの打合せは、まだ意味があった。
ふたつめは、まったくのゼロ。いやマイナス。
ああいう時間のつぶしかたはダメなサラリーマン特有のもの。
備えが、まったくなくて、どうしてゲームに挑んでくるのか。
なぜ参戦できていると思えるのか、不思議でならない。
はやばやと見切って酒を飲みに行ったIkの勝ち。
ワーキング、3回目にしてほぼ空中分解。
D2Tでは、ほんとうにムリなのかな、と思う。

昨夜のrstudioのパトスは、いったい何だったのか。
正体が見えなさすぎる。
正体があるのかどうかすら、も。

あれとこれ。
遠ざかっていく熱のありか。
時間のせいだと考えていた。
ぽっかりとあいてみて、
切迫が薄らいでいることにあらためて気づいた。
北風が、つらくて帰りたいと思い
気づいたら蒲田。

三千世界のカラスなど、はてどこに行ったことやら。
おれは、ひたすら眠っていたい。
文字通り、ひとり寝で枕を高くしていたい。
今夜は、そういう気分から回復せず。

あれもこれも
明治のように、ただ遠い。
近代ですらなく、ただの歴史に堕していく。

くそして寝るか。