2005 12/12 06:06
Category : 日記
「悲しき恋歌」を最後まで観てしまった。
いままで観た韓流のなかでは群を抜いていると思った。
最後の巻は、途中から予測したとおりに展開したけど
予測通りに関わらず、涙があふれてとまらなかった。
ストーリーの予測をはるかに役者の演技が越えていったから。
ステージを見守りながら死んでいくあの演技は
しかしほんとうに素晴らしかったとしかいいようがない。
救いはないけど、こうなる他に20話に渡った
徹底した愛と友情の物語に幕は降ろせないよな
そう感じながら泣いていた。
暗転し、ああ終わったな、と思った直後に
さらにラストシーンが待っていた。
あの湖の母と息子のラストだ。
これはまったく予想外。
これは陳腐ではない。
救い、というのは
きっとこういうことなのだと思えた。
それでもなお悲しみを満面にたたえたパクヘイン。
なんといえばいいのか
ことばが、ない。
せつなく無念ではあるが
「これでいいんだ」と思ったよ。
これほど全編に渡って涙を流す男の演技を観たことがない。
これほど説得力のある涙の物語を観たこともない。
韓流「悲しき恋歌」。脱帽である。
このストレートな真情の表出に、ニッポンははるかにおよばない。
およばないのは半導体と液晶だけではなかった。
文化の根底を支える民族のパトスが、まったく別物である。
深く絶望し、敬意を払うべきである。
学ぶべきである。 おそれいりました。
いままで観た韓流のなかでは群を抜いていると思った。
最後の巻は、途中から予測したとおりに展開したけど
予測通りに関わらず、涙があふれてとまらなかった。
ストーリーの予測をはるかに役者の演技が越えていったから。
ステージを見守りながら死んでいくあの演技は
しかしほんとうに素晴らしかったとしかいいようがない。
救いはないけど、こうなる他に20話に渡った
徹底した愛と友情の物語に幕は降ろせないよな
そう感じながら泣いていた。
暗転し、ああ終わったな、と思った直後に
さらにラストシーンが待っていた。
あの湖の母と息子のラストだ。
これはまったく予想外。
これは陳腐ではない。
救い、というのは
きっとこういうことなのだと思えた。
それでもなお悲しみを満面にたたえたパクヘイン。
なんといえばいいのか
ことばが、ない。
せつなく無念ではあるが
「これでいいんだ」と思ったよ。
これほど全編に渡って涙を流す男の演技を観たことがない。
これほど説得力のある涙の物語を観たこともない。
韓流「悲しき恋歌」。脱帽である。
このストレートな真情の表出に、ニッポンははるかにおよばない。
およばないのは半導体と液晶だけではなかった。
文化の根底を支える民族のパトスが、まったく別物である。
深く絶望し、敬意を払うべきである。
学ぶべきである。 おそれいりました。