2005 11/10 03:58
Category : 日記
泣いて馬謖を斬る、のは孔明が馬謖をかっていたからだ。おれのはただの優柔不断。たんなる別れ下手にすぎない。物心つく前に一度。酸いも甘いも飲み込んだはずの時に一度。ひとりは母。ひとりは兄と慕った男。この二つの別れが、きっとトラウマなのだ。自覚ナシのつもりだったが、認めないわけにもいかず。今日、斬ったのは馬謖ではない。ただ長い時間袖すり合わせたというだけの男ふたり。正確には斬ったわけではない。手から放した。どう解決されることになるのか思案の外に置くことにしたのだ。Kの誘いを受けたときが、結論だった。ゆだねる。預けてしまう。自らを遠ざけてしまえば、もう迷うこともない。返事を書いてから数時間で、遠い他人事のような気分にさせられている。せめて、馬謖ほどの存在であってくれたなら。それだけが心残りとなった。ああ。加藤賢明に逢いてえなあ。
さて。別れついでだ。もうひとつもすましておきたい。こちらはあるいは馬謖。カタチにあらわすわけにはいかないが、今夜をもって別れを告げたい。まだいくらかの行き来はあろうが、それは余韻。1300余の酔狂への餞である。ならしてみれば300余。最も多いときが317と222。ならせば約18
。その次が192と127。ならして約11。その前は124と73。約7。はじめは64と40。約5。そして旬日に満たず111と53。約18。ほとんど狂気のようでありながら、狂気を全うできずに過ぎた。それがすべて。ただ、茶番ではなかった。危うい綱を渡っていたのだとは思う。どこかで、これでいいと感じながら、そうじゃねえんだと打ち消す気分もまた強かった。せめぎあいながら折り合いがつけられず、破棄をたどる。そんなところだ。何かが決定的に不足していた。それがみつけられないうちに、踏み外した。そんなところか。窓に青柳。さらばと書いておくしかないだろう。
さて。別れついでだ。もうひとつもすましておきたい。こちらはあるいは馬謖。カタチにあらわすわけにはいかないが、今夜をもって別れを告げたい。まだいくらかの行き来はあろうが、それは余韻。1300余の酔狂への餞である。ならしてみれば300余。最も多いときが317と222。ならせば約18
。その次が192と127。ならして約11。その前は124と73。約7。はじめは64と40。約5。そして旬日に満たず111と53。約18。ほとんど狂気のようでありながら、狂気を全うできずに過ぎた。それがすべて。ただ、茶番ではなかった。危うい綱を渡っていたのだとは思う。どこかで、これでいいと感じながら、そうじゃねえんだと打ち消す気分もまた強かった。せめぎあいながら折り合いがつけられず、破棄をたどる。そんなところだ。何かが決定的に不足していた。それがみつけられないうちに、踏み外した。そんなところか。窓に青柳。さらばと書いておくしかないだろう。