2004 12/26 21:44
Category : 日記
ダグラス・ケネディ著/新潮文庫/上下巻
マッカーシズムの物語とすれば物足りなさはあるものの
愛の物語と考えれば、これは一級品である。
読みはじめてからラストページまで、文字通り休むまもなかった。
「どんづまり」「ビッグピクチャー」と、
ある意味ナンセンス小説のような趣を見せていながら
懐の深い物語作家であることをこの一冊で証明している。
トラベルライターだったというが、
そのノンフィクションも読んでみたい。
いや、ほんとうに、おどろかされた。
マッカーシズムの物語とすれば物足りなさはあるものの
愛の物語と考えれば、これは一級品である。
読みはじめてからラストページまで、文字通り休むまもなかった。
「どんづまり」「ビッグピクチャー」と、
ある意味ナンセンス小説のような趣を見せていながら
懐の深い物語作家であることをこの一冊で証明している。
トラベルライターだったというが、
そのノンフィクションも読んでみたい。
いや、ほんとうに、おどろかされた。