編集初日は凡々と過ぎた
1時間、遅刻。
電話に気づかず、目覚ましに気づかず。
春のような眠りから覚めず、寝過ごした。
朝食とシャワーをあきらめ、六本木へ。
たんたんと、つなぐ。
雨。

一倉宏というコピーライターと会った。
まっすぐであたたかいコピーだった。

福田さんから31日のリニア初の夜間飛行の記事を読んだと聞いた。
webでチェック。山梨日日新聞のヘッドラインが良かった。

  《闇の中、光の帯》

リニアの走路には、鉄道と違ってまったく明かりがない。
山奥の真っ暗闇を、たしかに一条の光が
時速500kmで地上10cmを疾走していく光景は
見飽きない。

そのことをいちばんよく山梨日日がとらえていた。
ヘッドラインに、愛と事実が、ある。

ま、好みといえばそれまでだが。