《鹿鼎記》第一巻★★★★★
金庸著/徳間書店刊

金庸先生の武侠小説シリーズも最終となった。
全8巻だから順調に出れば来年の四月、満開の桜の下で読了となるはず。
これまでに輪をかけた突拍子のない主人公が、おかしいような悲しいような。

ジ・アース撮影から仕上げにかけての二年間も、ずっと金庸を読んでいた。
あの頃はずいぶん元気の素になってくれたが、
最終シリーズだ、これもきっと役に立つだろう。
いや、立てたい。
9月末、リニアの本番ロケに入る。
来春の桜吹雪の頃、おれはどんなシーンを撮っているのか。
いないのか。