大雨洪水警報と手紙一通
雨に煙る東海道を眺めながら京都まで、のぞみで。
乗り換えて奈良へ。西大寺で降りてタクシーで総住研に。
電通・加納さんたちと合流。ほどなくして福田さんが大阪から。
一時間打合せの後、構造実験場をのぞいた。数年ぶり。
おかしなことだが、家に帰ったような奇妙な安堵あり。
少し開いたシャッターの向こうに雨に打たれる植栽が見えたせいか。
あの頃もよく雨に降られていた。
まだ大木さんがいて、雨のわだちを撮っていたら、よろこんでつきあったことを思い出す。
横林青年が工学博士になっていちだんとたくましくなっていたのがおかしかった。
撮影は下旬。24日と25日。
じつにひさしぶりのロケとなる。

東京に着いたのが10時ちょうど。
八重洲の地下の開いていた店は一軒だけ。
待っていた高橋さん、松谷さんと会う。
先週のやりとりの波紋について。
さらに今後のことについて。
一時間話し、11時に店を追い出された。

渡辺が明日からの福島行きに備えて借り出していたレンタカーに乗せてもらって蒲田へ。

夏苅さんから渡されたDV20分をまず読み込む。
それから知事にあてて手紙。
渡辺に来てもらい、渡す。

湘南に大雨洪水警報が出されたとウエブニュース。
そうこなくちゃな。

明日は、昼前に八重洲に行き、頭を下げることになった。
あの場であそこまで言うことはなかったと気にもなっていたので渡りに船でもある。

身のうちに、どれだけ熱をためられるか。
そしてどう放出すればいいのか。

瀬戸際ではあるのだ。なにより自分自身が。


積水ハウスは、予定していた実験関係が前倒しになった。
この夏は、かなり動くことになりそうだ。