無為徒食
ロケで窓を開け放して寝たのが響いたのか
気分が負けたのか、カゼぎみだったのが
一昨夜からひどくなった。
微熱と発汗が続く。
一日寝ていても変わらず。
ひどくもならないので、今夜はNYKのまとめをなんとかこなしメールで送ることにするが、しんどい。

日が暮れてからオフィスに二時間。
坂本君に頼まれていた記録ビデオを渡辺がほぼまとめ終わったのでチェック。
気になったところをちょっとだけ直してもらいプリントに入ってもらうことに。

トータルで1時間45分の長尺となった。
うんざりするような長さではあるが
当事者にとってはなつかしさや刺激にあふれた時間でもある。

関係者の多くはいまも福島に暮らしている。
《森のひと》の第二段階展開にあたっては
彼らもまたさまざまな役割を担ってもらうことになるはずだ。
このビデオは、いわばそのための証文?のようなもの。
制限もしばりもない《証文》。

ある熱意あふれる時間を共有したことを忘れないためと
その時間をいつかどこかで再生・再現するための…

渡辺がついやした無為の膨大な時間は
もうすぐ《第二段階》幕開けとして日の目を見ることになる。はず