《水の恋》★★★★★
池永陽著/角川書店刊

台風の先駆けなのか胸苦しいような雨の夜に、眠れず、仕事にもならず、池永の新作を読み始め、読み終えてしまった。

《コンビニ・ララバイ》とはまったく異なる濃密さに、時間が過ぎた。
奇妙なリアリティと水苔の匂いがたちこめるような気配をもった一冊。
今年のベスト1になるだろう。

まったく眠くないが。三時間、眠って一気にNYKにかかることにしよう。

台風が今日なら、
明日は移動だけになる。