撮影部へ 緊急かつ一年にわたる長期的なお願い
雲の動きというのは風の比喩にも使えると
今ごろになってやっと気づかされた。
水の粒の塊は、考えたら風で流されていくんだよな。
東北ロケで毎日のように流れる雲を見ながら
どうしてそのことに思い至らなかったのか。
風は難しい難しいと一人で悩んでいたことが嘘みたいだ。
渡辺が家庭用で撮りためた雲の動きを眺めながら
なんだ、これ、風じゃん
と与太郎のようにさっき気づいた。
あの夏の日々から「風のササヤンカ村」から11年経過し
ワタシはさっき9月6日午前4時16分現在に至り納得。
そんなわけで
全撮影部に緊急お願いをここで発表。
明日からですね
移動の合間、撤収の合間などで
「おっ、いい雲じゃん」と感じるときがあったら
かねて用意の別テープを取り出して収録よろしく。
その際の注意すべきはただ一点。
「できるだけ長時間回すこと」「コマ撮りではなくリアルタイム」
もういいかな、と感じたらさらに数分余分に回す。これがコツ。
使うときはほぼ5倍速以上になると考えてください。
ただし嵐、台風、大風のときは別。
動きが速いから短時間でもできるだけシーンを増やしていただきたい。
この9月の台風シーズンをきっかけに向こう一年
来年の9月まで撮影部みなさんでぜひチャレンジしてほしい。
ライブラリー以外に全10巻程度のHD/DVD+Bookシリーズ企画として販売します。
条件はデジタルハイビジョン。できる限りHD-F900で。
2台体制なのだから1年あったらとんでもないものになるな。
やむを得ない場合はHD-700も可。

なおデジβは認めず。