ENNIO MORRICONEの《MUSICA PER FILM》を同伴
軽く行こうと考えていたが
昨日の夏雲みたいに書き始めるとキリがない状態になる。

考えてみればこの8月は徹底して
この百二十年の海運の盛衰だけに心が向かった。

こんなにひとつの対象を掘り下げて思い詰めたことはない。
対象の品の良さと激動ぶりが刺激してやまず。

下品も品のうちなどどうそぶいて渡世してきたその反動なのか。どうか。

8月もあと数日。

いっさいの雑念を取っ払ってここまで来たのだ。
ここまで来れたのだ。

他人の思惑はさておいて
まず己の望むところをとことん掘り下げてみたい。

それにしても外は今ごろになっての高温。
35℃を越える騒ぎだ。

昔懐かしい知人の消息にも触れたことだし
ひとつ《激動の○○》ウィークとしゃれてみよう。


まだアブラゼミが鳴いている。
カナカナはまだ聞こえない。


BGMは
ENNIO MORRICONEの
《MUSICA PER FILM》全15曲。
この夏の記憶となるはずの一枚である。