抱き心地保証につき…
名残というか余波というのか。

いつもより5℃高く設定した熱い水を浴び
すべての窓を開け放し素っ裸で風にあたっていたら
いつになく渦巻くような風が室内を駈け回っていくのがわかる。

裸の前後左右に
乾いた30%に満たない空気が渦巻くと
なんとも奇妙な興奮をおぼえる。

嵐に向かうときの高揚とはまた別の胸騒ぎ?


まだ1行も書かず。
昨日も、結局は低気圧に翻弄され興奮だけで一日が過ぎた。


この調子だと書き出すころには眠気に襲われそうだが…


ま、ここまで引き絞っておけば
放てばどこまでも飛ぶだろう。


幕末からかかるか
太平洋の女王の数奇な運命からかかるか
岩崎の気概からかかるか。


どこから抱いても
抱き心地の保証された女を前に
にやつく男のようで
どうかとは思うが。そんなところだ。