カンマあるいはピリオッド
けじめをつけた。


数年来の問題にピリオッドを打つことに。
何が最良の道なのかは、もうどうでもいいと思った。

長い時間も、過ぎてみれば古びたアルバムほどの意味もない。

俺は、それをいつ、「あきらめた」ことになるのか。
十年前か。十五年前か。七年前か。三年前か。
あるいは昨日や一昨日のことなのか。

まだ十分に若く、世界が可能性だけでつくられていた
はるか昔のことなのか。


俺は、無力である。


手をこまねいて見ている他に術が無い。


目の前にあるのは《仕事》という名の不毛。
この不毛の中に、いまは身をさらし続ける以外に、
道はないのだ。


ここではないどこかへ…

企画書の気の利いたコピーとしてではなく
己自身に突きつけられたコトバだったのではないのか。


様相は、すでに漫画である。