VR-CD第4弾は最後の楽園 ハバナ、キューバ
VRCDの第4弾はハバナ、キューバ。


    《最後の楽園 ハバナ、キューバ
     キューバはハバナの甘く、気高く、心とろかす音楽と街のざわめき。
     そしてゆるやかな時の流れを…》

昨日、出がけに繰り返し聴いていった。
《場所》の空気感をかぎりなく漂わせつつ音楽がいつのまにか開けた窓からしのびいるようにからんでいく。
いつまでマクドナルドのない国として存続できるのか知らぬが、ま、がんばっていただきたい。

パーティの途中で宮本さんに誘われ博覧会のプロデューサーたちの「解散式」に出た。催事、イベントなどのプロデューサーのほか電通の野口前次長も。この人に2年半前に企画の説明をしたのだなと振り返りながら。それ以前の5年前のスタートの頃のエピソードを聞いた。会には一月に亡くなった吉田プロデューサーのご子息も加えられており、胸にこたえる思いもあり。
いちばん盛り上がったのは例のナイトファンタジア騒動。感じていたことはみなさんまったく一緒だったようだ。あっちでこっちで思いが渦巻いていたとあらためて。
誰が事務局長にあのどんでんを持ち込んだのか、という詮索になった。下を向いて聞きながしながら、夜のみずうみのほとりでうごめいていたいくつものシルエットを思い浮かべていた。
あれは真夏の夜の夢。影だが妖しく記憶にある。

2時間あまり過ごし、別れた。
外に出るとアークの比ビルの脇にライトアップされた東京タワー。
冬の夜の東京ならではの異常なまでのきれいな遠近が狂ったような夜景を眺めあげた。

満たしていた想いが急速に冷却していくのを、
寂しさも哀しみもなく見つめていた。


知事には、あいさつの終わりに「森のひとを広げたいと思うので、そのときはご協力をよろしくお願いします」と申し上げた。「わかりました。協力しますよ」と答えられたが、さてどのあたりまで通ったのか。
いずれにせよ、小粒ながら石ひとつ置いてきた。

これから六本木。
ほんとは今日から封切りの「ムーランルージュ」を観たいのだが、
まずはイメージサイエンスで絵コンテづくり。
川名さんとは前回のキャノン以来か。
トヨタで1勝。キャノンで1敗。
さて3ゲーム目。勝つか負けるか。
川名さんとの相性、今日の仕事しだいで最初の結論となる。