流星雨、野辺山で体験。魂を奪われた。
流星群、
野辺山の先の峠でゲット。18i日夜10 時、野辺山と須賀川の天候を
最終チェック。野辺山の条件が良さそうなので中央高速に向かうが
工事渋滞で都心を抜けるのに一時間かかった。

野辺山に着く寸前から流れ星が肉眼で見え始めた。

1993年に西表島で毎晩数時間眺めたベルセウス流星群もすごかかったが
獅子座流星群には度肝を抜かれた。流星雨という呼び名通り。
文字通り、「星降る」世界に身を置いた。
二時ごろから二時間あまり、氷点下五℃まで下がった峠で
堪能しつくした。ときにアスファルトに横たわりながら
凍えるような寒さも流星の迫力に溶けた。

自然は、あらゆる想像力の境界線をやすやすと越える。

中央道を暁闇から日の出にかけひた走りロケ現場の大森に
集合時間前に着いた。あの流星群を眺めたあとて
仕事に戻るのはいささか切なくもあるが、
快晴。野辺山に比べればすでに十数度も気温は高い。

土曜、日曜と
まことに胸のすく、記憶に残る時間を過ごせた。
これで、十日は、もつだろう。萎えずにしぼまずに
十日はやりきれなくならずに過ごせるはず。
いざとなったら土曜日につないだビデオもある。
あれは今年の強力ビタミン剤。