森田童子[ぼくたちの失敗]を聴いてしまった。まいった。
先の見えないままにタイトルだけは思いつけた。
書体は痩金体を斜体でサイズは30ポ。

   「その先の、《明日》。」

ここにサブタイトをlegend of the 《C》と入れてみた。12ポ。
語源の「読まれるべきもの」の意を強く意識して。悪くないように見えた。
で、止まった/ストップ。昼から4杯目のコナ。プリントアウト。
[environment for the earth=daynight]-[workingliving=stylebook=]
-[imaging technology] -[三極]-[environment for products=for the earth]
おおざっぱにそう考えた。オーストラリア・紫外線ホールからスタートとして止まった。
つまるところ進んだのはタイトル。それだけ。
てきとうにCDを探す。どういうわけか森田童子[ぼくたちの失敗]が目に入った。
なんでいまごろ、とぼやきつつセット。たぶんここで終わりにして2時間くらい
ソファに横になれば良かったのだ。あとで悔やむから後悔。すでに1時間経過。
[蒼き夜は]をリピートし続けている。まいった。

  《春はまぼろし/ふたりは悲しい夢の中/君といっそこのまま/
   だめになってしまおうか/もどろうか/もどろうか/それとももう少し/
   このまま君と眠ろうか/春はまぼろし/やさしいばかりの今夜の気持/
   君はぼくのひざまくら/眠れそうかい/眠れそうかい/それともこのまま/
   君と死んでしまおうか/春はまぼろし/淋しいだけのふたりなら/
   何にもいわずに/せめて君と軽やかに/踊ろうよ/踊ろうよ/
   それともこのまま/君と落ちてしまおうか/君と落ちてしまおうか》

べつだん毎日の暮らしにどんな屈託も、屈折もあるわけでもないが。

野島伸司が[高校教師]の冒頭で「ワタシガタスケテアゲル」とオフで
かぶせたあのシーンをふいに思い浮かべてしまった。
ビデオでまとめて見たとき、あのつかみで野島の凄みの底を知ったのだ。

森田童子ベストコレクション[ぼくたちの失敗]。
こんなもの抜き出してしまった、俺の失敗だ。


今日は、ここまで。あとは知らぬ。
[高校教師]でも買うか、借りるかするしかねえな。
それから蒲団かぶって寝ちまおう。

明日が、あるだろう。
きっと。