今日書けなければ、降りよう。
丸二日、早朝から夜遅くまでの撮影をしたせいか、天候にめぐまれ順調にいきすぎたためか、帰っても興奮がつづいてすぐに眠れず、結局五時近くまで起きていた。
いちど七時すぎに目覚めたが時計を見て目を閉じた。九時少し前に小さい子供たちのたのしそうな声で起こされた。近くの公園の前に幼稚園児が数十人あつまって何かの行事がはじまるようたった。眠いなとも思ったが園児たちの小鳥のさえずりのような声のトーンに苦笑いしているうちに覚めた。
このところロケ用に朝に戻したのが効いているのかもしれない。節々は熱っぽいような疲労が残ってもいるが、光も風も昨日にもまして気持ちよさそうな秋晴れの一日になりそうだ。
今日こそはCの企画、行けるところまで行くことに決める。
思ったよりも脳は働いてくれそうだ。
カラダだけを酷使した二日間というのがいいバランスになったのかもしれない。
どこかで脳を使えという信号が出ているような気がする。
この気分につけこんでしまえば、カタチにたどりつけるはず。じつにひさしぶりの感覚ではある。

風呂、朝食を一時間ですませ、十時過ぎにはオフィスの机に向かうつもり。