無事?対処。
ひさしぶりに書いて、動転したのか、今朝もけっきょく2時間ほど寝て目が覚めてしまった。あと2時間は眠る時間があったが、風呂にお湯を張り、入ろうとしたら猛烈な寒けに襲われた。なんとか肩まで沈め、ひと息ついたが、あせった。体温を測ると平熱。そのあと玉のような汗がどっと吹き出してなかなか止まらず。しかたなしにベッドへ。1時間ほど毛布にくるまってすごす。ロケハンを中止しようとも考えたが、なんとか出かける。
青空と白い雲。
だるい体をシートに沈めて空を見ながら方南町へ。
クライアント、代理店、制作チーム、十人あまりの人たちとチェックしてまわりながら、なんとか必要な考えを浮かべては質問と指示を矢継ぎ早に出している自分に気づいた。
そのあと近くのロイヤルホストに移動し、オールスタッフ打合せに。ここでも図面を見ながら、きちんとイメージでき指示を出していることに気づいた。
店を出たら暗くなっていて、なんだかひどく疲れていたが、目の前で生起することにだけに対処していれば、それなりに問題に取り組み解決しながら時間が進んでいくことに、あらためて驚くとともに、こんなもののなのかと拍子抜けする気分もあった。

帰りのクルマの中で夕べというか今朝3時過ぎにオフィスの近くで撮影したすごいスピードで雲が流れていく月を見せてもらった。嵐の後のせいか、さえざえとして美しかった。

オフィスに戻った。
渡辺に言わせれば、本日の社会復帰は合格だそうだ。自覚の無いままにまとまった時間が過ぎ、人におかしいと思われることもなく、必要な指示を出したり話すことができた。たしかに。

さらにオフィスに戻ってすぐに橋本くんのところに電話をし、15日のライブの時間と二人だけで行くことになったとメッセージを入れることもできた。

ミューズに考えているという曲を至急知らせるようにも伝言した。

あとはベッドに直行し、眠りをむさぼるだけだ。

しかしこの体の沈み込むような重さはなんなのか。