JIMMY SCOTTの《Over The Rainbow》は凄い
渡辺君がヴァージンで買い込んできた中の一枚にJIMMY SCOTTの《Over The Rainbow》があった。
銀座に向かう車内で聴いて、魂をわしづかみにされた。
こういう出会いがあるんだよな。
だから捨てたもんじゃない。
のぞめば、もういいかと思わなければ、出会うことがあるのだ。
JIMMY SCOTTそのものがおれには初体験。

あの日の虹に、これほどにつかわしい歌い方があるのか、と思った。

素晴らしい一曲を手に入れると同時に、
いくつかの記憶を修整でき、
さらに完全に欠落していた記憶をよみがえらせることもできた。
ジ・アースとは、まことに不思議な物語であることを、あらためて思い知る。

夜になって二回もヴァージンに走った渡辺君の戦功、大である。