タン・ドゥンと湯浅譲二のコンサート
水の惑星 ジ・アースのMLから
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●5月3日のコンサート
東京オペラシティでMusic Tomorrow 2001に行ってきました。
N響の委嘱作品として湯浅さんが取り組んでいた
「クロノプラスティック3-スタシストキネシスの間で」の
世界初演を聴くためです。
指揮はタン・ドゥン。
一年余り前に作曲家候補として提案したタン・ドゥンが
壇上で湯浅譲二氏と手を握りあい観客の声援に応えている姿を
川田さん、井口さんたちと眺めながら、
いよいよぼくたちの番だな、と胸が熱くなりました。
東京の今日は五月には珍しく寒い一日だったけど、
心情的には熱い雨の一日だった。

湯浅さんは、今日のコンサート終了をもって
水の惑星 ジ・アースの作曲に入られます。
すでに二度の打合せを重ね、作品の意図などは
充分な共通認識に至っており、あとはどんな温度と体温をもった
作品が生みだされてくるかを期待しながら待つことになります。
効果音などについても同時に進行しており、
井口氏の音響構成が、これまでの博覧会等とは一色も二色も
異なる体験をカタチにしてくれる日が近づきつつあります。