野卑と下司の三つどもえ。
寒風の中で丸一日外で撮影していたためか、疲れ果てて夕方まで寝ていた。
起きてパンを咀嚼しながら新聞を眺めると、一面トップに森首相と古賀幹事長の密談風の写真。フライデーかフォーカス並の野卑そのものの絵づくりで、クオリティペーパー?の一面を支える写真とは信じられない。
対象の下品さにカメラマンの下品さが輪をかけ、こんなものを選んで掲載する整理部の下品さが追い討ちをかけている。
朝日新聞と日刊スポーツは、しかしどこが違うのか。不思議でならない。
何も変わらなく、どんな影響もないのなら、いいかげん臭いものにはフタをしてしまったらどうなのか。
これみよがしに恥さらしな報道に、何の意味があるのだろうか。
紙の世界のズレは目を覆うばかりである。