玉氷と少年白虎隊
スタッフは五時半に宿を出て伊南川へ。
晴れたら樹氷と川霧の撮影。撮影出来そうなら七時に現地合流ということで宿で待機し、朝風呂に入る。結局、雲が出てきて朝のロケは中止と川田プロデューサーの携帯に連絡。寒さで疲れた顔をしてみんな戻ってきた。これから朝飯を食べ、一休みしてから真打ちの曲家集落の現場に向かう。

地元の福島民報に、昨日猪苗代湖で「玉氷」現象が見られたと報じられていた。湿った雪が冷え込みによって玉のように結氷し風で打ち寄せられてくる現象で、極寒の時期に見られるものだということ。
昨日の朝は少なくともその極寒だったのだ。なのに、日中は3月下旬の暖かさとか。皮肉なものである。旅館の屋根の雪もたった一日で半分ほど溶けてしまっている。

鶴ヶ城の桜吹雪ロケのときに買った白虎隊の起きあがり小法師を持参したが、雪ごいの願掛けをして、窓辺に置いた。
たのむぞ少年白虎隊。