2000 08/14 20:30
Category : 日記
「麦の海に沈む果実」恩田陸/講談社を読む。
着想の奇抜さはあるが、その奇抜さを支える構成力が弱い。
京極夏彦をはじめ、このテの小説はどうして登場人物の名前に
悪ごりするのか不思議だ。妙に飾りこんだ名前が出てくるたびに
気持ちがさめていく。
恩田陸には、とても涼やかな資質が備わっているように見受けられるのに、このあたりが限界なのかな。久しぶりにストーリーだけを追いながら、飛ばし読んだ。
着想の奇抜さはあるが、その奇抜さを支える構成力が弱い。
京極夏彦をはじめ、このテの小説はどうして登場人物の名前に
悪ごりするのか不思議だ。妙に飾りこんだ名前が出てくるたびに
気持ちがさめていく。
恩田陸には、とても涼やかな資質が備わっているように見受けられるのに、このあたりが限界なのかな。久しぶりにストーリーだけを追いながら、飛ばし読んだ。