信長忌
6月2日は、織田信長の命日ですので、京都の阿弥陀寺へお参りして来ました。

阿弥陀寺は、織田信長の本廟となっており、織田信長と息子の信忠の墓や本能寺の変で亡くなった森蘭丸や森三兄弟の墓が並んでいます。

当時のご住職と織田信長が懇意にしており、本能寺の変の知らせを受けたご住職が本能寺へ駆けつけると信長は既に亡くなっており、家臣たちにより密かに葬られる所でした。

ご住職は信長の首を預かり、身体は荼毘に伏されたそうです。

ご住職は、信長の首を寺に持ち帰り密かに墓石を建てて供養しました。

後に、信長の後継者争いの頃に豊臣秀吉から葬式を出したいと申し入れがありましたが、後継者争いに利用されるのが嫌なので断ったそうです。

秀吉は、代わりに大徳寺の総見院を信長の墓所として葬式を行いました。

阿弥陀寺では、信長の命日の6月2日に信長忌を行っています。