2012年03月の記事


豪華客船
昨日の天保山にツタンカーメン展を見に行った時に、天保山に着いてから外人さんがすごく多くて驚いたのね。

天保山には何度も来てるのだが朝から、これだけ多くの外人さんを見ることはなかった。

こんな所にホテルあったかなと思いながら歩いていくと海岸に巨大な建物らしき物が・・・

いつの間にできたんだろ?って思って近づくと、これが大きな客船だった。

「シー・プリンセス」と言う名前らしいがほんとうに動く建物みたいな豪華客さんで外人さん達はこれでツアーしてて天保山に停泊してるんだね。

こういうのでクルーズすると高いんだろうなぁ、外人さん達は金持ちばかりなんやろね。

私には一生縁がないわって思いながら、きれいな船体に見惚れてたよ。
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ツタンカーメン展
今日は年度末の棚卸しの監査が入るので会社はお休み。

久しぶりの平日休みだし、お天気も良いからと思って、大阪の天保山で開かれている「ツタンカーメン展」を見に行ってきたよ。

ツタンカーメン展は平日と土日で料金が違うみたいだね、私はあらかじめコンビニでチケットを買ってから行ったよ。

会場は10時からとなっていたので混雑を予想して一時間以上前の9時前に着いたのだけど、すでに多くの人で行列が出来ていた・・・う~ん平日やのになぁ。

私も慌てて列に並んで待っていると、後ろにも続々と人が並んでくる。

これはえらい事になるなぁと思っていると、人が多いので開場を早めて、9時過ぎには入場が始まって助かったよ。

それでも展示ホールに入るまで割りとかかったなぁ、ホールに入るとある程度の人数に分けられて少し映像を見てから展示を見て周る事になる。

貴重な展示品がいっぱいで面白いのだけど、人が多くてじっくり見れないのが残念だね、できれば少しエジプトやツタンカーメンの知識を持ってから行くともっと楽しめると思うよ。

ツタンカーメンと聞いて一番連想するのが黄金のマスクだと思うが、残念ながら今回は展示されていない、その代わりツタンカーメンの像や装飾品、それに棺形カノボス容器(内臓とかを入れた人型容器)とかが展示されていて興味深い。

ミュージアムショップもけっこう混雑しているよ。

出口に向かうと何とうちの製品の展示スペースが・・・なんで?

外に出たのが11時頃になっていたが、その時のアナウンスで90分待ちとかになってたから、行かれる方は、コンビニとかでチケットは予め買って置いて、早めに行く方がまだましかと思うよ。
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大阪城梅園
今朝も昨日の雨が上がらずに雨が降ったり止んだりで、しかも風が強くて困るねぇ。

大阪城の梅園が見頃を迎えたので行ってきたよ。

大阪城の敷地内には大きな梅園があって、自由に楽しむことが出来る。

梅園では赤や白やピンクなどいろいろな梅が咲いていてきれいだったよ。

梅も見頃を迎えて、次は桜の開花が楽しみだねぇ。
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ジェノサイド
高野和明さんの「ジェノサイド」を読了した。

昨年から面白いと評判で本も買ってたのだけど、分厚い本なのでなかなか読む時間が作れなかったのをようやく読むことが出来た。


アメリカの大統領執務室では、アフリカのコンゴで人類の絶滅に繋がる可能性のある事態が報告され、大統領により事態収拾の命令が出された。

元米軍兵士のイェーガーは、子供が不治の病で入院しており、その治療費を稼ぐために傭兵となっていたが、特別の任務に抜擢され、4人でチームを作って、謎の病原菌に感染したコンゴのピグミー族を密かに絶滅させる任務を受けることになった。

一方、日本では薬学を学ぶ大学院生の古賀研人は、化学教授の父の突然の訃報に混乱しながらも葬儀を済ませると、亡くなった父からメールが届いていた。

研人は父のメールの指示に従って隠し場所から起動できないノートパソコンを見つけ、さらに父が隠れて借りていた部屋には実験設備と「GIFT」(ギフト)と言うソフトの入ったパソコンを引継ぎ、ある治療薬を創るように頼まれてしまう。

こうして、アメリカ政府・アフリカ奥地のコンゴ・日本の三箇所で人類の命運させ左右しかねない出来事が複雑に絡み合って進行して行く。


ボリュームたっぷりで読み応えがあり、面白い本だったよ。

ただ、残酷な表現やシーンもあるので、そういうのが苦手な人には顔をしかめる場面があるかもしれない。

スケールの大きなストーリーで映画化とかすれば面白いのになって思うほど、よく出来た本だと思う。
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でんでらりゅう
最近、テレビのヨタ自動車パッソのCMで仲里依紗と川口春奈が歌っている「でんでらりゅうがでてくるばってん」と言う歌が懐かしい。

確か若い頃に「屋台のおっちゃん」と言う人が歌ってレコードになって関西で割りとヒットしてラジオとかでも良く流れていて、独特の歌詞が耳に残っている。

「でんでらりゅうがでてくる」と言う歌詞を、私はてっきり「でんでら竜が出てくる」と言う風に解釈して、長崎の民話か伝説に出てくる竜の歌だと思ってた。

最近になってテレビで取り上げられて、歌詞の意味を聞いてびっくり・・・全然意味が違って解釈してたよ、割りと意味深と言うか深い意味の歌だね。


○歌詞

でんでらりゅうば でてくるばってん でんでられんけん でーてこんけん こんこられんけん こられられんけん こーんこん

○意味

出ようとして出られるならば、出て行くけれど、出ようとしても出られないから、出て行かないからね。

行こうとしても行けないから、行くことはできないから、行かない、行かない。



久しぶりに聞いてみたら面白い歌詞で楽しい歌だね。
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しだれ梅
今年は寒さで梅の開花が遅れていたけれど、ようやく梅が見頃を迎えたね。

今年も、京都の城南宮の神苑に梅を見に行ってきたよ。

城南宮の神苑(有料500円)は季節の花が楽しめる庭園で、入って直ぐにある春の山にはいっぱいのしだれ梅が植えられている。

城南宮は隠れた梅の名所なんだけど、最近は知られるようになって来て人も多くなってきたなぁ。

春の山は、しだれ梅が見頃をむかえてて、ピンクの中に白い色も混じって夢の世界のような美しさだよ。

これで、もう少しして地面に花びらが散って積もると一段ときれいなんだけどねぇ。

満開の梅の中をのんびり歩いて楽しかったよ。
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霧が晴れた時
昨年にお亡くなりになられた作家の小松左京さんの「霧が晴れた時」(角川ホラー文庫・667円)を読了した。

これは小松さん自身の自選恐怖小説集で、恐怖小説の短編小説が収録されている。

小松左京さんと言えば日本沈没とかで知られる日本SF小説界の重鎮で、私も若い頃から何度も読んで大好きな作家であった。

この「霧が晴れた時」でも、表題作の「霧が晴れた時」をはじめ、伝説的な名作である「くだんのはは」や怪談の「まめつま」「悪霊」などなどすごい作品ばかりである、何と言っても「くだんのはは」が読めるのが良いよ。

私が特に気に入って凄いなって思ったのが「骨」と言う作品で、これは井戸を新しく掘ろうと思って職人に頼んで掘らせているとマンモスとそれを狩ろうとしている原人の骨が出てきて、それをさらに掘っていくととんでもない展開になっていくというお話で、読了に凄いなぁってしばし余韻にしびれた作品である。

どの作品も良作ばかりで外れなし、是非是非お勧めの本である。
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看護助手のナナちゃん
野村知紗さんのコミックの「看護助手のナナちゃん」(小学館・1巻2巻とも619円)を読んだ。

作者の野村知紗さんは実際に看護助手をされてたそうで、その体験を元に書かれた作品である。

病院には様々な患者さんが居て、それぞれに人生や家族や思いがいて、その病状も様々である。

それらを体験から来る生の姿を描かれているが、そのほのぼのした絵柄と、ナナちゃんの優しい人柄に心が温かくなるショートストーリーである。

ほのぼのしたり、癒されたり、感動したり、読んでいる途中で何度も泣いてしまったよ。

介護を必要とされる方には認知症の方や身体の動けない重症の方も多くて、それらの方との触れ合いや別れ、ほんとうに介護される方も御苦労が多いと思うよ。

私も他人事で無いから切実な思いもあるしなぁ・・・

泣いたり感動したり温かくなれたり、何となく人に優しくなれる心に触れるコミックでお勧めです。
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三月三日に三十三間堂
今日は三月三日で、陽数の「三」が重なる祝節である重陽の一つである。

一般には桃の節句や雛祭りとして知られているが、古来から「上巳」と呼ばれて禊ぎをして邪気や厄を祓う斎日でもあるという。

桃は「鬼怖木」(きふぼく)とも呼ばれて悪災を除く聖木とされて、その桃の実を食べるだけでなく、枝を軒先に挿すと厄除けになり、花を酒や水に浮かべて飲めば無病息災を得るとも言われて神聖視されてきたのである。

それで、せっかく三が重なる日だから、もっと三を重ねてみようと京都の「三十三間堂」に行って来た。

三十三間堂でも、この日は三が重なる事から「春桃会」(もものほうえ)と言う儀式が行われて、三十三間堂を無料公開とし、活け花の献木や落語の奉納、瀬戸内寂聴さんの辻説法などが行われる。

本堂に入ると本尊の横に雛人形が飾られていたり、普段は千体千手観音を通路を歩きながら見るのだが、この日は奥に特別に高い通路が設けられて、ずらりと並んだ千体千手観音を上方から見られるのは始めてみる圧巻の景色であった。

また、この日限定の「桃のお守り」や御神籤が売られてたり、いろいろと盛りだくさんであった。

特に、千体千手観音を高台から見れるのはほんとうに凄くて、この日だけでなく他の日でもやれば良いのにと思ったよ。
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雛祭り
今年も三月に入ったが、三月三日は桃の節句で女の子の成長を祈る節句である。

元来は三月初めの巳の日に水辺で禊をして不浄を祓う「上巳」(じょうし)と言う中国の行事であったと言う。

この行事が日本に伝わり、平安時代には和紙で形代(かたしろ)を作り、その形代で身体をなでて、それに穢れを移して川に流すようになったそうだ。

やがて、貴族の子女が人形を愛でる「ひいな遊び」と合わさるなどで発展し、女の子の節句の「雛祭り」へとなっていった。

そして、現在のように桃の節句が三月三日になり、雛人形が毎年お飾りできるものとして豪華になっていったのは江戸時代だと言われているが、それでも皇族や貴族の子女が中心であったと言う。

その後、江戸時代の中期くらいから武家や富裕な商家や町人や農民の間に雛人形を飾る風習が広がったと言う。

雛人形は、京都ではほんらい向かって右が男雛で、向かって左が女雛であり、これは陰陽道の向かって右が陽、左が陰となるところから来ているとも言われ、御所の紫宸殿を模した形だとも言われている。

近年は、関東では向かって左が男雛、右が女雛が多くなっているが、これは昭和天皇の即位式の写真を参考に東京の人形業界が並べ替えたからで、本来は先に書いたように、京都のように右が男雛、左が女雛と言う皇室の伝統に沿った並び方なのだと言う。

また雛人形でもいろいろな種類があり、時代とともに変化してきているのが面白い。

江戸時代に江戸で完成した段飾りは、今の雛人形の主流の飾り方になってしまったが、関西では御殿飾りとして最上段に御殿をしつらえたり、おくどさんを飾ったりしていたそうだが、現在ではほとんど見られなくなったようだ。

ちなみに、雛人形を出したままにしておくと嫁に行き遅れるというのは根拠もない俗信であるが、始めに書いたように雛人形の本来の姿は厄を祓う身代わりであることから、厄の移したものをいつまでも放置しておくのはよくないから早くしまいなさいと言う意味が含まれているのかも知れない。

また雛祭りに欠かせない食べ物は「菱餅」(ひしもち)で、雛人形とともに飾られる事が多い。

菱餅は基本的に赤・白・緑の3色のものが多いが、地方によっては黄色などを加えたりして5色、7色になっているところもあると言う。

その菱餅であるが赤・白・緑の餅を菱形に切って重ねてつくられるが、今の形になったのは江戸時代からであるそうだ。

菱餅の三色であるが、赤い餅は先祖を尊び、厄を祓い、解毒作用のある「山梔子」(サンシシ・くちなしの果実)で赤味をつけ健康を祝うためであり、また魔除けの力を持つ桃の花をあらわしている。

白い餅は菱の実を入れ、血圧低下の効果をえて、清浄を表し、残雪を模している。

緑の草餅は厄除けの効果もあり、また増血効果がある「蓬」(よもぎ)を使っており、春先に芽吹く蓬の新芽によって穢れを祓う意味がある。

いろいろと書いた来たが、そういう本来の意味合いはともかく、女の子にとって雛祭りはそれぞれに特別の思いもあり、また楽しみなお祭りでもあるのだろう。
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