2016 04/08 18:37
Category : 日記
4月4日は二十四節気の清明で春の中の第五節気。
桜等草木の花が 咲き始め、万物に清朗の気が溢れて来る。
しかし、この週末に満開の桜も散り始める頃、
この風に吹かれて一気に散ってしまうのも寂しい。
沖縄では「清明祭(シーミー)」といって、墓前に親族が集まり、
酒・茶・お重を供えた後、皆でご馳走をいただく習慣がある。
仕出し屋さんやスーパーでは清明用のご馳走が
並べてあり、購入して行く人が目立つ。
兎に角、沖縄の人はご先祖様を大切にし、
お墓参りに金銭を使う事も惜しまない。
週半ばは28℃になり蒸し暑さで汗が止まらず、
起床後すぐに着替える初夏がやってきた。
身長の高い主人が、「体重測ったら○○キロだった!」
その言葉を聞いた私はショックを受けた。
彼は、胃癌検診に再検査と言われてから10年以上受診しない。
胃カメラを飲んでね!等と言えば怒るので黙っている。
1年数か月前に妹さんが胃癌で亡くなった時を思い出し、
私の心配し過ぎかも知れない。
人は寒い時は夏がいいと思い、
猛暑の夏になれば冬が恋しくなる。
静岡に帰れば海風が冷んやりし、
隙間風がすうすう入り毛布一枚無い。
あゝ沖縄は良かったわ!と思うかも。
だからこそ、この一瞬を精一杯楽しく生きたい。
内地に帰れば嫌な出来事が沢山待っている、
一つ一つ乗り越えれば巡りくる秋もあっという間。
嫌な事を嫌と思わず何でも受けて立つ、
そうしなければ生活できない。
緋寒桜の散った茎から小さな赤い実が出た。
我が家の庭もサクランボがたわゝに赤く色づく頃。
眼を閉じればサクランボが「早く帰って来て。」
鳥に食べられるのは嫌だわ!
私を待っているような気がする。
さくらんぼ ロマンチックな 紅つぶら sakura1205