春彼岸




春彼岸なのにお墓参りも行けない。
部屋で両手を合わせて供養する言葉を口ずさむ。

ごめんなさい、ご先祖様にお詫びをする。
暑さ寒さも彼岸迄と言葉どうり少し暖かくなった。

もう染井吉野の蕾も膨らみ、
既に数か所で開花したとのこと。

5年前の桜祭りが脳裏に浮かび、
御座の上に寝転んで風に散る桜を見ていた。

川を挟んで山の上まで続いて咲く染井吉野、
華やかに咲いて美しい。

隣に座っていた人達もお弁当を食べながら
ビールを飲み、大声で笑っていた。

その時、隣の方がお酒を勧めてくれたので
断るのは失礼と思い一口だけ頂いた。

人は暖かい春を待ち、桜のお花見を楽しみにし、
日々過ごしているでしょう

2週間前に沖縄の緋寒桜が散った葉桜並木を歩いたら、
青々とした葉桜の枝に花びらの茎がしっかりしがみついていた。

未だ散りたくないと言うのかしら、
忘れないでと言っているのかしら。

さくら 桜 弥生の空は見渡すかぎーり、
お琴でこれしか弾けない私。

次女が習っていた時に教えて貰えば良かった。
お琴は空き部屋の片隅で埃をかぶって眠っている。

飲食物に多少の不便をしても沖縄が好き。
静岡には帰りたくないほど情ある人達が多い。

何時になったら沖縄に永住できるのか、
離婚しない限り根無し草のような生活は続く。

ある気象予報士が明日から寒の戻りはないと
話していたが本当だろうか。

編集 sakura1205 : 十六夜さん、お琴は次女の物です。弾いていた時に少し覚えただけです。練習しなければ駄目ですね。
編集 sakura1205 : まこちゃん、有難う御座います^^
編集 sakura1205 : 翔盟さん、冬沖縄にいらしゃい。
編集 十六夜 : SAKURAさん、今年の桜が咲き始めました。お琴をお持ちなんですね? ぜひぜひ弾いてくださいな。いいな、聴きたいなあ♪
編集 まこちゃん : いつも詩的な日記を拝見して感心してます。情緒豊かなサクラさん素敵ですが主人との仲が可哀想におもえるのはわたしだけかな??
編集 フーテンの翔盟^^ : 沖縄の夏は寅さんのように電柱の影で休まなくては倒れてしまうほどですか?冬だけでも沖縄に住みたい、、毎年の心不全が怖いです^^