2015年11月の記事
2015 11/28 19:53
Category : 日記
窓ガラスから水滴が流れ始め、
冷たい北風が吹き始め暑さから解放された。
一時的とはいえ沖縄では12月中旬並みの風が吹き、
昨日までの蒸し暑さが嘘のように消えた。
子供みたいにお風呂上りに冷菓を食べないのは
10月から初めてかも知れない。
すると昨日迄の冷えた日から太陽が顔をだし、
過ごしやすい日中になる。
昼前、散歩していたら黄色いハイビスカスの咲く
白い屋根の一軒家が角地にある。
その先の一軒家には右前方四十五度、
夢見る花のような赤い影が漂っている。
ひとときの満ち足りた日々、
その陰はゆるやかに後方に離れていく。
そして奥様方の井戸端会議の横を通って行く。
そのお話は暫く辞める様子もなく続きそう。
沖縄の子供は日本一貧しい事が分かり、
その為に投稿拒否も多く様々な点で学力等も悪い。
あれほど立派な市役所や県庁は内地では見られない。
子供達にもっと教育に目を向け考えてあげなければ。
私は、午後から飲食の為にお水を貰いにお店に行き、
五リットルのお水を左手でお野菜等を右手で持ち、
坂道を登って再び帰宅する。
週四回のお水運びも自分の仕事の一つだと思えば、
腰に負担がかかっても苦にならない。
年の暮れの大掃除はしないように毎日磨いているし、
廊下はスリッパを履かなくても素足で歩ける。
素足でストレッチや軽いダンスの練習をすれば、
身体が軽くなる感じがし心地よい。
明日から再び気温が上がっても数日だけと思う。
2015 11/23 19:56
Category : 日記
今日は、二十四節気の一つ小雪。紅葉は散り始め、
日差しもかなり弱くなり、僅かながら雪が散らつく頃。
舞い落ちる木の葉に冬の訪れを感じ、
次第に冷え込みが厳しくなって、
内地では冬の備えは整えて置き、
北国から雪の便りが届く頃である。
簡単に言えば雪が少し降り始めるので小雪と言うらしい。
例年より温暖な11月だったと私なりに思う。
主人が静岡に帰郷し1週間が経った。
しかしリフォームも終わる頃でも何の連絡もない。
変わった事はないか?等とメール一つ来たことはない。
私も遠い所に居る人を当てにしたりせず暮らしている。
愛のある夫婦なら時々はメール位は来ると思う、
でも「連絡はしないから。」と初めから聞いていた。
自由奔放な人に何を言っても効き目はないと
判っているから、何も頼ったりはしない。
一人暮らしにも慣れて近所の方と親しくして頂いている。
昨日は、そのお宅で結婚式に着て行く着物が着られないと聞き、
留袖なら着付けが出来ます!と言ったものの、
ただの着付けではない、プロの美容師さんに依頼して貰った。
大切な結婚式にプロの着付けで美しく着付けした方がいい。
着物を暫く着ていない私には着付けの自信がなくなっていた。
沖縄は小雪とは程遠く汗ばむ陽気が続き、
昨年の今頃はもっと涼しくもっと風が吹き荒れていた。
彼が居なくなって直ぐに一人暮らしに慣れてしまい、
生活に夢中で彼のことを思い出す余裕もない。
口うるさい彼が留守の時だけでも自分流に生活をし、
自分の見たいテレビ等も見られる様になった。
その反面、元気で暮らして下さいね、
もう年だから自分の身体をもっと大切にして欲しい。
11月下旬だと言うのに、暑さから解放されるのは、
気温がぐんと下がり20℃になる今週半ばになるらしい。
既に5か月も暑さに耐えてきた身体はバテ気味。
一週間後が師走とは、とても思えない。
2015 11/17 21:28
Category : 日記
さぁ行きましょう!そうだね、今日も暑いぞ。
強い日差しが降り注ぐ昨日の午前中、主人と部屋を出た。
駅迄送りましょうかと言えば「暑いから此処でいいよ。」
「じゃ元気でね。早く帰って来てね。」
彼は帰る日は教えてはくれず、
聞いても冗談ばかり言って私を笑わせていた。
今年の晩秋は例年になく温暖で九月下旬並みの暑さ、
予報では静岡の気温も20℃前後と過ごしやすい。
私は途中で用足しをして荷物を部屋に置き再び、
アパートを出て帰宅した頃はとっぷりと日が暮れていた。
彼が帰郷する前に色々な事をあれこれ教えてくれたので、
ある事を一つ試してみたら出来た事が嬉しかった。
細かくて口うるさい彼も紅葉の綺麗なこの時節に
帰郷できることを喜んでいた。
リフォーム後は楽しく好きな旅行をすると思う。
そして元気で沖縄に帰って来てね。
私は沖縄でなければできない爪の治療をしたり、
歯科も近い所で腕の良さそうな歯科医を探して来た。
するべき事が終われば青い海に行きたい。
こんどこそ珊瑚礁の海を散歩したり海に入りたい。
そうこうしている間に彼が帰って来れば、
自由な時間も少なくなり遊んでばかり居られない。
○○さん!と彼の名を呼んでも振り返れば居ないのに、
何時もの癖で誰も居ない部屋で彼の名を呼んでしまう。
そんな自分が可笑しくて笑ってしまった後、
仲の悪い夫婦でも居なくなって彼の有り難さが分かる。
人は誰かと関わらなければ生きてはゆけない。
○○さんありがとう!心のなかで感謝した。
インフルエンザが移らぬ様に注意してお元気で!
私も孤独から抜け出し楽しくすごしたい。
強い日差しが降り注ぐ昨日の午前中、主人と部屋を出た。
駅迄送りましょうかと言えば「暑いから此処でいいよ。」
「じゃ元気でね。早く帰って来てね。」
彼は帰る日は教えてはくれず、
聞いても冗談ばかり言って私を笑わせていた。
今年の晩秋は例年になく温暖で九月下旬並みの暑さ、
予報では静岡の気温も20℃前後と過ごしやすい。
私は途中で用足しをして荷物を部屋に置き再び、
アパートを出て帰宅した頃はとっぷりと日が暮れていた。
彼が帰郷する前に色々な事をあれこれ教えてくれたので、
ある事を一つ試してみたら出来た事が嬉しかった。
細かくて口うるさい彼も紅葉の綺麗なこの時節に
帰郷できることを喜んでいた。
リフォーム後は楽しく好きな旅行をすると思う。
そして元気で沖縄に帰って来てね。
私は沖縄でなければできない爪の治療をしたり、
歯科も近い所で腕の良さそうな歯科医を探して来た。
するべき事が終われば青い海に行きたい。
こんどこそ珊瑚礁の海を散歩したり海に入りたい。
そうこうしている間に彼が帰って来れば、
自由な時間も少なくなり遊んでばかり居られない。
○○さん!と彼の名を呼んでも振り返れば居ないのに、
何時もの癖で誰も居ない部屋で彼の名を呼んでしまう。
そんな自分が可笑しくて笑ってしまった後、
仲の悪い夫婦でも居なくなって彼の有り難さが分かる。
人は誰かと関わらなければ生きてはゆけない。
○○さんありがとう!心のなかで感謝した。
インフルエンザが移らぬ様に注意してお元気で!
私も孤独から抜け出し楽しくすごしたい。
2015 11/12 19:28
Category : 日記
ここは沖縄の大きな港のひとつ泊港。
船が出入りする場所だけでも4か所。
沖縄本島から慶良間諸島をはじめとする
離島へ渡る海の玄関口。
離島で暮らす島民にとって重要な交通施設であり、
観光客も多く港湾内は多くの船が行き交い、
島旅へと誘う。
釣り人達が船がくるから帰るぞ!
数人が急いでばらばらに散って行く。
船が入港した後、しばらく西の空が茜色に染まり、
人もまばらな港に灯りが点る。
南国の港には鴎が飛ぶ光景もない。
波の音だけが聞こえる夕焼けの港。
この町に一ヶ月だけ住んで居た私達。
懐かしくてあの頃の思い出が過る。
海風の音が聞こえ、
海の色は夕暮れ時で薄暗くて見えず、
潮の匂いだけが残っていた。
込み合う食堂が一軒あって
夜は二人で食事に何度か行った。
飾りっ気のない船員さんやお店の人達、
そこには何時も笑顔があった。
彼が釣りでお世話になっている泊港、
今日迄でしばらく行けないと思う。
多分、彼は用事で近い内に静岡に行くの。
1ヶ月も経てば大好きな釣りにまた来るわ。
それまで、さよなら泊港。
アパートに帰ればベランダの片隅がぱっと明るい。
オフホワイトのハイビスカスが光って見えた。
一輪だけ咲いた花びらに涙がぼろぼろ落ちた。
2015 11/08 21:33
Category : 日記
11月8日は二十四節気の第十九、立冬。
暦の上では冬が始まる頃で立春、立夏、立秋と並び、
季節の大きな節目になっている。
これらを四立(しりゅう)といい、朝夕の冷え込み、
山々が赤や黄色に染まる秋、その美しさが色あせる頃。
木枯らしが吹く頃に冬の訪れとなり立冬を迎える。
四季のない沖縄は30℃前後の暑さが続いて、
晩秋なのに暑さと汗が止まらぬ毎日を送っている。。
外出中に小さな川沿いを通る時、
さらさら流れる川の水が澄んで見えた。
青葉が徐々に黄色い葉と化し、
ぱらぱら宙を舞い川や道路に落ちていく。
外出の帰り道、秋の夕日に照る山もみじ濃いも薄いも
数ある中に~子供のように小声で口ずさむ。
紅葉は見えずとも私の心の中にはしっかりと
山々の紅葉が刻み込まれている。
辺りが暗くなれば枯れススキが風に揺れ、
内地はもう秋も終わりに近い時だと思う。
晩秋、今年も後わずかで終わってしまう。
沖縄でも師走中旬から下旬は北風が吹き荒れ、
最高気温が14度前後でも室内には暖房器具等何もない。
師走~睦月迄の間、寒い日が有っても我慢をしている。
沖縄ではお正月もお雑煮等を食べる話は聞いた事がない。
例えば11月8日は沖縄では旧暦の9月28日頃に当たる。
しかし、那覇市は既に人口の半分位は内地と同じように、
1月Ⅰ日をお正月として祝っているとの事。
お正月料理の内容はだいぶ違うと思う。
私は沖縄料理は合わないので内地のお節にしている。
主人も、静岡から連絡が来る日を待っても中々こない。
連絡がきて急にいなくなっても慌てぬように
生活をしなければならない。
月も星も見えない空、前のお宅の奥様の沖縄三味線が聞こえ、
ゆったりとして沖縄に来て良かったと思う私である。
暦の上では冬が始まる頃で立春、立夏、立秋と並び、
季節の大きな節目になっている。
これらを四立(しりゅう)といい、朝夕の冷え込み、
山々が赤や黄色に染まる秋、その美しさが色あせる頃。
木枯らしが吹く頃に冬の訪れとなり立冬を迎える。
四季のない沖縄は30℃前後の暑さが続いて、
晩秋なのに暑さと汗が止まらぬ毎日を送っている。。
外出中に小さな川沿いを通る時、
さらさら流れる川の水が澄んで見えた。
青葉が徐々に黄色い葉と化し、
ぱらぱら宙を舞い川や道路に落ちていく。
外出の帰り道、秋の夕日に照る山もみじ濃いも薄いも
数ある中に~子供のように小声で口ずさむ。
紅葉は見えずとも私の心の中にはしっかりと
山々の紅葉が刻み込まれている。
辺りが暗くなれば枯れススキが風に揺れ、
内地はもう秋も終わりに近い時だと思う。
晩秋、今年も後わずかで終わってしまう。
沖縄でも師走中旬から下旬は北風が吹き荒れ、
最高気温が14度前後でも室内には暖房器具等何もない。
師走~睦月迄の間、寒い日が有っても我慢をしている。
沖縄ではお正月もお雑煮等を食べる話は聞いた事がない。
例えば11月8日は沖縄では旧暦の9月28日頃に当たる。
しかし、那覇市は既に人口の半分位は内地と同じように、
1月Ⅰ日をお正月として祝っているとの事。
お正月料理の内容はだいぶ違うと思う。
私は沖縄料理は合わないので内地のお節にしている。
主人も、静岡から連絡が来る日を待っても中々こない。
連絡がきて急にいなくなっても慌てぬように
生活をしなければならない。
月も星も見えない空、前のお宅の奥様の沖縄三味線が聞こえ、
ゆったりとして沖縄に来て良かったと思う私である。
2015 11/01 20:07
Category : 日記
夕焼けが湿りがちな雲の隙間から、
微かに太陽が遠慮しながら顔を出した。
連日の蒸し暑さに耐えきれず、
ブーゲンビリアも項垂れている。
何が起きても頑張ろうなんて力んでいたのに、
身体の力が抜けていくのは何故だろう。
いつも歩いて帰るはずの坂道が、
はるか遠くに感じてタクシーに乗る。
あれこれ引っ越しの片づけも終わり、
主人は昼食を食べに来れば必ず外出をし、
夕食迄は帰らない。
日中は殆ど家に居ない彼、
週に2~3回位外出する以外、家事をしている私。
買物は毎日のように行くので
近所の人達も少しは知っている。
知人に会えば笑いがこみ上げてきた。
私も満面の笑みで笑った。
南国は心地よい風が吹き、
私の七分袖のブラウスに風が通りすぎてゆく。
何処へ行っても坂道はつきもの、
今日も買物を腕に抱え坂道を登った。
途中で後ろを振り返れば車ばかり、
坂を上りアパートに来ても誰も居ない。
アパートは5階建でエレベーター付き、
隣の部屋に越して来た人の顔も知らない。
慣れないせいか寂しさだけが心を過る。
今月は彼が静岡に用事があって帰る予定。
1週間もあれば十分間に合うことが、
3週間くらい静岡に居るらしい。
晩秋の風は何となく寂しくて心細い。
住みなれない町だから?
涙が出そうになるくらい
晩秋独特のこの空気。
でも、泣く暇などないと思う。
一人になったら自分を鍛えよう。
自由時間がいっぱいあるはず、
行動範囲を広げ、この町に溶け込もう。