2015 06/18 18:14
Category : 日記
港を通っても人もまばらで波音だけが聞こえていた。
岩に座ってじっと海を見つめても、
鴎がキイキイ鳴くばかり。
思いとおりにならない事に心を痛めていた。
私は我儘者だから。
傘を差しても雨は肩を濡らし、
気の弱い私は、差別された辛さに一人で悩む。
波の音を聞けば何か良い案が浮かぶだろうか、
ひたすら波の音を聞いていた。
五感を全て耳に集中させて、
ずっと遠くの海まで眺めていた。
風の音も絶え、
海の色も透明になり、
潮の匂いなど何も分からない。
些細な事で悩む性格はきっと母に似たと思う。
きっと母の胎内で育まれたもの。
明日、浜辺をさ迷えば~口ずさむ。
そろそろ我が家へ帰ろう。
広い海に小さな小さな涙がぽつんと落ちた。
その一粒を心の広い海が拾ってくれた。
港にふる雨は梅雨寒で、
夜になっても強くふり続ける。
鴎は水面に浮かび、
雨音で鳴き声も聞こえない。
岩に座ってじっと海を見つめても、
鴎がキイキイ鳴くばかり。
思いとおりにならない事に心を痛めていた。
私は我儘者だから。
傘を差しても雨は肩を濡らし、
気の弱い私は、差別された辛さに一人で悩む。
波の音を聞けば何か良い案が浮かぶだろうか、
ひたすら波の音を聞いていた。
五感を全て耳に集中させて、
ずっと遠くの海まで眺めていた。
風の音も絶え、
海の色も透明になり、
潮の匂いなど何も分からない。
些細な事で悩む性格はきっと母に似たと思う。
きっと母の胎内で育まれたもの。
明日、浜辺をさ迷えば~口ずさむ。
そろそろ我が家へ帰ろう。
広い海に小さな小さな涙がぽつんと落ちた。
その一粒を心の広い海が拾ってくれた。
港にふる雨は梅雨寒で、
夜になっても強くふり続ける。
鴎は水面に浮かび、
雨音で鳴き声も聞こえない。