2015 06/13 15:09
Category : 日記
夜明けがどんどん早くなり午前4時過ぎに辺りが明るい。
目が覚めても再び眠って午前6時起床。
雨あがりの朝は小鳥達のさえずりが賑やかで、
果実を食べにきた雀は木々に近寄って動かない。
我が家の庭は樹木よりも果実が多く、
小鳥達の集まる場所になってしまいそう。
梅雨入りしてから雨や曇りが2~3日続き、
晴れの日が週に2日位になった。
散歩道はどこに行っても様々な紫陽花が咲き乱れ、
秋に咲く秋桜が野原で涼風にそよそよ揺れる
光景を見て珍しく思った。
ぽつぽつ雨が降り出せば、
その都度、紫陽花は喜んで艶やかな色になる
どの紫陽花も美しいけれど、
やっぱりピンクのふわふわした優しさを思わせる紫陽花が好き。
そっと両手で抱きしめてあげると嬉しそうに花びらが一片二片
ぱらぱらっと地に落ちてしまった。
紫陽花が白に始まって青、紫、ピンク、淡紅と変身するこの花を、
古人は、七変化等と呼び日に日に変わる彩を楽しんでいた。
昨日、雨が止んだ隙を見計らい親友宅から徒歩15分の野原に行き、
20分位童心に帰って二人で美味しい空気を吸って来た。
春の草花は春に咲き、梅雨時は雨が似合う紫陽花が咲き、
自然は、その時期になれば必ず忘れずに花や実を付ける。
鬱陶しい梅雨空を明るくさせてくれる紫陽花に、
今年も咲いてくれて「ありがとう」と呟いた。
私は、皆に愛される紫陽花のようにはなれない。
人を和ませる人間にもなれない。
昼食時に帰宅した時、主人が出来合いの惣菜で食していた、
そんな姿を見れば哀れで気の毒に思い、
ごめんなさいと心のなかで彼に謝った。
形振り構わず家事をしている私も、
美しい紫陽花にはなれないけれど、
こんな紫陽花も良いわね!と言われてみたい。
紫陽花や 母の笑顔が 見え隠れ sakura