2015 03/06 21:37
Category : 日記

今週少し薄日が差した、嬉しいな晴れるかしら?
そう思う間もなく暗雲が立ち込め空が暗くなる。
まるで波が押し寄せるように黙々と走る雲。
雨が降りそう、急いで帰り洗濯物を取り込む。
すると雲間から太陽が顔をだし、
ぱっと明るくなれば暖かくなる。
買物に行こうと外に出るとき、
五階に住む未亡人の奥様にぱったり出会う。
人懐こい高齢のその方は挨拶すれば話しかけてくる。
「言葉が内地の話し方ですね。」と聞かれ内地から来た事を話す。
その方は内地にお嫁に行きご主人様が亡くなった為、
故郷の沖縄に帰って来たとのこと。
幾つ位に見えます?問われ年を多く言っては悪いと思い、
75才前後ですかと答えた。
すると満面の笑顔で83才ですと聞いて驚く、
とても80代には見えない程お元気に見えた。
「遊びに来てくださいね。」何曜日は誰が来るとか、
何曜日は留守とか、とても社交家に思えた。
私は会う約束はしていないが、
老後を楽しく暮らしているという感じを受けた。
私は2月下旬から風邪をひいていたので
炊事、買物、洗濯、片付け等は手抜きで家事をしていた。
雨降りの日は主人が冷蔵庫のチェックをし、
古い物が残っているぞ!古い物から食べるのだ!
その通りだと思う。
しかし、お魚屋さんに聞いたら
冷凍してあっても菌が付着しているかも知れないと言う。
悪妻の私は古い鰤の荒を捨て、新しい鰤の荒を買い、
彼に分からないように直ぐに鰤大根を作った。
「美味しいな。」お世辞だと思うがうなづいて黙っていた。
この頃は、見ざる聞かざる、言わざるが無難で良いと思う。
そうしていると段々無口な自分になり、
曇り空のように愛想のない自分が居ると分かる。
明日になれば晴れるかしら、
北の空はうっすらと白い雲が浮かび晴れる予感がする。