2015 02/17 18:59
Category : 日記

青空の下でひらひら緋寒桜の花びらが舞う。
風の吹き方が弱く勢いよく散れなくて、
ふわふわ宙に浮いては徐々に地上に落ちていく。
皆に愛された冬桜も散ってしまえば誰も見向きもしない。
あとから瑞々しい若葉が残っていただけ。
あっという間に咲いて散りゆく冬桜の命は儚い。
15日の桜祭りで家族ずれでお酒を飲みながら、
笑い声が私の耳に今でも聞こえてくる。
本土のソメイヨシノの豪快さはないけれど、
桜を見ながらのんびり楽しむ気持ちは同じ。
冬桜は散る頃には白く色あせていく、
冬桜ももっと長く咲いていたかったでしょう。
人も何十年生きようと何時かは散る時がくるから、
人を愛し、人に愛され、楽しく生きたいけれど、
それが思うようにいかない。
人には相性があり性格の合う人合わない人が居て、
合わない人はどんなに仲良くしたいと思えども嫌われてしまう。
今でもいい年をして心が傷つけば泣いている。
泣けば体力も免疫力も落ちるのに。
ストレスを溜めない為には一喜一憂してはいけない。
自分を見つめ直し自分に主軸をおく。
心が疲れ切って鈍底に落ちる前に
とにかく、やってみよう。
冬桜も人々に分け隔てなく心を和ませてくれた。
私は、冬桜ほど立派な人間ではなく、
むしろ、愚かな一人の主婦だと思う。
人に好かれなくてもいい、心が疲れるから。
それでも、朝起床して太陽の日差しをいっぱいに受ければ
明るくなりやる気も出てくる。