2015 02/05 18:45
Category : 日記
2月になり節分が終わり二十四節気の第一の立春に昨日入った。
立春は暦の上では春となり春のはじめである。
大寒の頃は立春は少し遠いと思いつつ待ち焦がれていた。
南国は暖房が無くて寒いわと言う間にもう梅見月。
昨日は尊敬する先生にお会いする為にタクシーに乗ったものの、
運転手さんが同じような道を走るばかりで判らなくて戻って来た。
私も○○郡という地名は初めてで思ったよりも遠く、
あの町は番地が書いてない家が多く余計に遠回りをしてしまった。
目的地に行けなくても料金だけはしっかり受け取り腹が立つ。
その足で那覇市の公園に止めて頂き、桜の開花状況を見たかった。
沖縄も風は冷たく咲き始めた緋寒桜にメジロが止まる光景を
見知らぬ男性が写真に収めていた。
そこを私が通った時、「沖縄の方ですか?」
50代位のその男性が声をかけてきたので「いいえ」答える。
早く帰ろうとすると、その人は再び笑顔で話しかけてくる。
「寒い北から咲くのは不思議ですね。」問われたが、
忙しいからとその場を去り、住まいに向かって歩いた。
本土から来た観光客も一足早く緋寒桜を見物に来ている方も居る。
沖縄はずっと曇り時々雨等の日が多く快晴の日はない。
本土の厳しい寒さの影響か冬桜が開花するのも遅く、
昨年は1月下旬で満開に咲いていた。
桜木に ピンクの花は 咲き匂ひ 道ゆく人の 心を満たす。
確か、習いもしないいい加減な短歌を書いたと思う。
日本の中では沖縄だけが熱帯と温帯の中間にあって
緯度が25度から30度の気候の帯につつまれている、
沖縄の気候はこの亜熱帯気候と呼ばれている。
沖縄は秋に種をまき冬に成長させ、春から夏に収穫期を
むかえる。日本本土では春に種をまく。
沖縄の特産物は、昔から沖縄の気候を知り尽くした
農民の作りあげた知恵の産物だと思う。