2013年12月の記事


冬至



明日は一年で最も夜が長い二十四節気の第22、冬至。
冬至は柚子湯や南瓜を食べる風習がある。

冬至の日は、太陽が上って一番高くなった時の位置が最も低く、
一年で昼が一番短く、夜が一番長い日の事を言う。

小豆入りの冬至粥は疫病神が赤を恐れる事から、
小豆の赤い色で疫病神を遠ざける意味がある。

南瓜はカロチンやビタミンが豊富でお野菜の少ないこの季節、
風邪や脳卒中を予防すると言われている。

ほんのりと柑橘系の香りが漂う柚子はその香りに
邪気を払う力が有ると言われ柚子湯に入る風習がある。

昔、祖母に小豆南瓜を作って貰った事を思い出す。
冬至がきてクリスマスがきて大晦日がくれば今年は終わる。

年賀状の用意、大掃除、お正月食材等の買物、師走は本当に忙しい。
医者嫌いの私は、今迄の人生でこれほど医者通いした経験はない。

歯科でうつる病気がないか血液検査、(異常なし)
歯科の抜歯、消毒、抜歯の後の縫った糸抜き、

歯科の治療はこれから始まる。
整形で肩のヒアルロン酸の注射を毎週1回ずつ3回打つ。

随分、家事の手を抜いてしまい未だに年賀状も書いていない。
毎日3度の食事作り、洗濯アイロンがけ、お掃除で精一杯だった。

四日前に髪をカットしマニキュアした後、
雨に濡れて歩いて来た事が原因で風邪をひく。

一応風邪薬を飲んだが寒気とくしゃみが止まらない。
暮れも押し詰まった事もあり早く治したい。

雨しとど 島の灯りに 照らされし 大きな柚子が 匂ひ漂ふ sakura
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雨続きの師走
私は、横殴りに降る雨の中を外出先からバス停方向に歩いた。
あれこれ立ち寄っているまに日没が早い。

夜の長さが一番長い冬至が一週間後の24日頃、
関東では4時35分頃になると夜になってしまう。

沖縄では内地より日の出日の入りが1時間遅い。
夕方は午後6時迄は明るい。

南国に降る雨はさほど冷たさを感じないはずなのに、
昨日の雨はとっても冷たく肌に突き刺す感じだった。

明けて今日も土砂降りの雨が降るなか
私は髪をカットする為に行きつけの美容院に行って来た。

この雨ではお店が空いていると思い行った所、満席だった。
以前住んで居た近くにある美容院のスタッフは顔見知りの人ばかり。

そのお店を出て過去に住んでいたマンションをそっと眺めた。
9回建てのマンションに住む人はまばらだった。

辺りの広い通りを観光バスが4台私の前を通りすぎた。
冬は観光客で賑わう沖縄は観光地で有る事と温暖な為だと思う。

昨日ショックな事が有り主人に話せば、
「お前がどうなろうが俺には関係ない!」主人の冷たい言葉。

事あるたびに「お前なんかどうなってもいい。」が口癖。
何度も何度も離婚したいと思いながら14年が経とうとしている。

望まれて一緒になったはずが結婚した時から、
彼の心には私は住んで居なかった。

人生には様々な事が有るし好き嫌いだけで生きては行けない。
私だって彼を愛せないし同じ空気を吸っているだけ。

愛が無くても喧嘩をしても会話だけは途絶えない。
こんな夫婦は嫌だと思いながら年月は過ぎてゆく。

今夜もざあざあ雨の降る生暖かい風が吹いている。
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短日




今朝は南国でも冷っとする朝だった。
Wのお布団は主人が一人でぐるっと巻いて寝ている。

私は、未だにお布団も毛布も掛けていない。
ガウンを着ているから寒さは感じなかった。

しかし、明け方は足が冷たくて氷のように冷えて
目覚めてしまう。

等圧線が縦に沢山並び本州は典型的な冬型の気圧配置になり、
日本海側は広く雪が降るらしい。

今季最強の冬将軍は強弱をつけながら
今季一番長く居座り各地で一段と冬らしい寒さになる。

温暖な南国も水道水も冷たく感じ台所仕事も手荒れが目立つ。
ガス湯沸かし器はなく電気のスイッチを入れても湯が出ない。

冬の唯一の暖房と言えば入浴しか浮かばない。
近所でも浴槽がなくシャワーだけのアパートも有る。

私の住むアパートは浴槽だけは広い事が嬉しい。
釣りに凝ってしまった主人は昨日はセイタカヒイラギをお刺身に、

今日は島ふぐ、熱帯魚を釣って帰宅した。
その間私は散歩がてら八百屋、お肉屋さんに寄って来た。

通り道にはピンク色のバラの花がずらりと並んで
心を和ませてくれる。

用事のない日は散歩をして身体を動かしているが、
少しづつ距離を伸ばしたい。

落ち着けば公民館で体操を兼ねてフラダンスを習いたい。
軽い体操はしているがもう少しスリムになりたいと思う。

テレビで今年の1文字の漢字は、輪と清水寺で発表。
2020年の東京五輪招致などが理由に挙げられた。

今年もあと僅かで終わる事を色々な行事で感じる。
そういえば楽しい忘年会はもう何年もないのが寂しい。

午後、静岡の親戚の奥様から電話を貰いとても嬉しくて、
自然と笑い声になる。次は私も電話をかけてあげよう。
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寒椿



気温は春のような陽気でも風が冷たい。
静岡の玄関先には寒椿の蕾が次々に花を咲かせている頃。

椿は枝が横に伸びるため背丈は大きくはならない。
山茶花と似ているがぱらぱらと花びらが散る山茶花、

首からぽたっと落ちる寒椿の散り際は潔い。
お花の少ない冬に寒椿は冬に彩をつけてくれる。

昨日、外出時に公園を通った時ヒカンザクラのような、
河津桜のような濃ピンクの花を見て桜が咲いたと目を疑う。

用足しの帰りに公園に立ち寄り隣に居た方に花の名を尋ねれば、
トックリキワタと教えて頂き、私は笑顔でお礼を言いその場を去った。

濃ピンクの花びらが咲いている木が徳利の形に見えたと、
住まいに来てから気付いた。

昨日、風邪で寝込んでいた主人は元気になり、
水を得た魚のようにいつも通りに外出して早めに帰宅した。

そして威張られないうちに夕食の支度を済ませて、
部屋の片づけを少しずつはじめている。

明日は北海道、東北、日本海側では大雪がふるらしい。
そして大雪がふると言う明日は二十四節気の大雪に当たる

暦に合わせたように寒さも厳しくなり、
本格的な冬はそこまできている。

寒椿 垣根の紅に 陽の差して 変わり映えなき 海辺の我が家 sakura
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師走

いよいよ今年も残すところ1か月で終わってしまう。
南国は風土も違い、師走も旧暦で動いたり内地と同じにも動く。

今月は歯科に通い、皮膚科に1~2回は巻き爪の治療を教えて頂く。
足の指の痛みは敏感で手より痛く感じる。

29日の風の冷たい日に皮膚科に行き巻き爪の診察を受け、
爪の下の親指の炎症は軽いので自分で治療してくださいとの事。

爪の下にテープをきつく貼ると血がにじみ出る為、
菌が入らぬように細菌感染しない為の薬を塗る。

もっとひどくなれば炎症した皮膚を焼く方法が有るというので
「私は自分で治しますから。」と逃げるようにバスに乗った。

この位の事で病気に逃避するのは辞めよう、
それよりやるべき事が沢山有るのだから。

痛いと思えば気持ちが暗くなって毎日が楽しくない。
もっと激しい痛みに耐えている人が大勢いる事を思えば何ともない。

私の場合は気持ちを強く持てば大した病気ではない。
大きな病気で苦しむ人がいることを忘れないようにしよう。

土曜日から数日ぶりに気温も20度になり
晴れの天候になって外出時に日差しを浴びる事の幸せを感じる。

今朝9時から那覇マラソンが始まり2万8千人の人達が走った。
清々しい青空の下を走る人達は本当に楽しそう。

その後住まいに戻ったが再び外出しデパートに向かい、
バッグをさがしたのに買えなくて化粧品だけ少し購入した。

午後3時過ぎに家路に戻る頃、太陽が橋の下迄あまねく照らし、
日差しをいっぱい浴びれば心地よい。

生若芽のない沖縄で南三陸町の生若芽を見つけた時、
被災地でとれた生若芽を買い求め元気を出してねと囁いた。

師走に入ったとは思えぬほど清々しい一日だった。
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